個人的懐かしのメロディー |
こんな事を書くと・・・・1 2.「もう25分で」
勿論、「帰って来た酔っぱらい」、「悲しくてやりきれない」も大好きな歌で、他にも「花のかおりに」、「青年は荒野を目指す」、「戦争は知らない」などなど・・・・・。
臨津江 韓国での放送より 「イムジン河(臨津江)」これは、いろいろと問題が在って、レコードを発売直前に中止になった曰く付きの曲です。 |
こんな事を書くと・・・・3 今回からは別な曲、それも中国の曲に入っていこうかと思って居ましたが、やはりもう少しフォーク・クルセイダーズについて書いてみたいと思います。 前回までのフォーク・クルセイダーズの曲を紹介していながら、肝心の「帰って来た酔っぱらい」、「悲しくてやりきれない」を除外していたら、お叱りを受けてしまいそうです。でも、殆どの方はご存じで今更って感じを受けられるのではと思っております。 URL の右横のテキストリンクをクリックして戴くと、新しいページが開き、youtubeの関連ページに入って曲を試聴する事が出来ます。お試し下さい。 フォーク・クルセイダーズ 帰って来た酔っぱらい URL ザ・フォーク・クルセダーズ 帰ってきたヨッパライ 1968 この曲もオリジナルのデータが権利者よりブロックされましたので、急遽このデータに差し替えました。短いですがお楽しみ下さい。 URL 帰ってきたヨッパライ 原曲のデータを記載する時に、この曲のデータも記載しようかどうしようかと悩みました。 レコード作成時の元の音声と音程調整済みのデータの合成です。これから本来の「帰ってきたヨッパライ」が作成されました。 URL 帰って来たヨッパライ 数年前に収録された現代版の「帰って来たヨッパライ」です。 フォーク・クルセイダーズ 悲しくてやりきれない URL 悲しくてやりきれない フォーク・クルセイダーズ 青年は荒野をめざす URL 青年は荒野をめざす この曲も権利者のブロックに遭いました。他の演奏者の演奏をお聴き下さい。 フォーク・クルセイダーズ あの素晴らしい愛をもう一度 URL あの素晴らしい愛をもう一度 ベトナム戦争の時、ベトナムの古都ユエの恋人の唄を、フォーククルーダーズが紹介して呉れました。 蛇足ですが、ベトナムの古都「ユエ or フエ」は、沖縄の首里城の様な王城が在ります。 中国への朝貢国として、沖縄の琉球王国と同じように、中国へ貢ぎ物を送る代わりに、中国皇帝からベトナムの王として認められていたベトナム国の都です。 是非とも皆様に聞いて戴きたいと思います。 ユエの流れ URL ユエの流れ URL ユエの流れ 同じ曲ですが、楽譜が表示されていましたので・・・・ご覧下さい。 URL ユエの流れ 最初にフォーククルーダーズのデータが見付からなかった時に記載させて貰っていたグループの「ユエの流れ」です。 URL ユエの流れ この「ユエの流れ」は、マリオ・清藤さんが元々歌っていた曲です。 中国的なリズム感のイントロですね?ベトナムは漢字で書くと越南(イェナン;中国語)で、彼らの言葉でフェトナムと発音するとベトナム在住の友人から教えて貰いました。 「呉越同舟」に出てくる「越国」の南の国なので「越南」と中国人から呼ばれていたそうです。ですからベトナム人は元々は中国の華南地方にすんでいた民族ですが、華人の勢力範囲が広がってトコロテン式にその居住地から追い出されて、現在のインドシナ半島に住み着いた事になっています。 今回紹介させて戴いた曲の中で、ご存じの曲は御座いましたか? 最後の「ユエの流れ」以外は殆どの方がご存じだと思います。 この「ユエの流れ」は、前々回に紹介させて戴いた「何のために」と同じ反戦フォークに分類されると聞いています。 失恋歌の様に聞こえますが、当時はベトナム戦争の激しい時・・・・。 恋人が来なかったのは何故なのか? 多くの人が理由もなく捕らえられ、裁判にかけられずに、捕らえられたその場所で、北ベトナムのゲリラとして射殺されていました。 丁度、この頃にサイゴンのショロン地区に住む華僑の人と友達になって居た事もあり、ベトナムの戦争がとても身近に感じていました。 彼女は「サイゴン陥落」より遙か以前に、日本人と結婚するために日本に渡って来ました。 まだ「ジャパ行きさん」が一般的で無かった頃のはなしですが・・・。 彼女は広東語、私は北京語しか習っていなかったので、日本国内で会って話しても通じず、筆談でも旧字体と簡易体の漢字では、お互いに読めませんでした。 この時、中国は広くて広範囲な文明を持った国だと実感したのを思い出します。 |
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こんな事を書くと・・・・4 さて3回続けて懐かしいフォーククルーダーズの演奏をご紹介致しました。 如何だったでしょう?フォーククルーダーズを前座の様にしてしまいましたが、これからが皆様に聞いて戴きたい音楽になります。 中国の革命当時の音楽を紹介させて戴きます。 文化大革命期間中に上演が許されていた八つの模範劇の一つで、白毛女(白毛女:Bai Mao Nu)が在ります。 これは本来の歌劇から映画化され、他には舞台バレエ化が行われています。今回紹介させて戴こうと思って居る曲は、私が見て気に入っていた舞台バレエで使われていた曲になります。 この「白毛女」の主題歌が『北風吹』と云う歌で、子供の頃から綺麗な歌だと思い、良く歌っていました。たしか歌劇でも使われていたと思います。 この曲の原曲は、河北省の民謡「小白菜」から編曲されたと聞いています。 この曲を聴かれたら、きっと皆さんは一度か二度、いやそれ以上聞かれた事があると思います。 NHKラジオや教育テレビの中国語講座でも主題歌として使われていた曲です。この曲がどの様な曲かお判りになった方々がいらっしゃると思いますが・・・。 どうして当時、小学生や中学生の年代の私がこの様な曲を知って聴いていたかは、小学校一年の時に電気屋さんでゲルマニウムの原石を貰った事が始まりです。 この事を書き出すと延々と書き込みそうなので、この事については次回の記事で書き込む事にします。 さて、延々と書いてしまいました。これが「北風が吹いて」です。 URL の右横のテキストリンクをクリックして戴くと、新しいページが開き、youtubeの関連ページに入って曲を試聴する事が出来ます。お試し下さい。 あらすじ: 貧農の父親の借金の肩に、中国国民党とつながる悪辣な反動地主から暴行を受けた貧農の娘が山奥の洞穴に逃亡、隠れている間に白髪となったものの、解放軍に救い出され、地主を打倒するまでの姿を描く。延安の魯迅芸術学院の集団創作。 先ず、革命的現代バレエ「白毛女」序曲をお聴き下さい。 革命现代舞剧 白毛女 序曲URL 白毛女 序曲芭蕾舞白毛女 URL 芭蕾舞白毛女 より 北風吹 上記のデータより長い場面を映しています。 芭蕾舞剧《白毛女》北風吹URL 北風吹このバレエの最後の方の場面になります。主人公の趙喜児が白髪で登場します。つまり白毛女(はくもうじょ、バイ マオ ニュゥ)になって・・。 白毛女经典舞蹈URL 白毛女 典舞踏如何でしたか?京劇の仕草などを取り入れて居ますが、やはりどこか違和感を感じてしまいます。 「北風吹」を皆様に聞いて戴きたくて探していましたら、この様な「北風吹」がありました。 中国も変わってしまったものだなと、しみじみ感じた次第です。 人民服ばかりの時代から、チャイナドレスのスターが歌う・・・・・文化大革命当時なら、きっと彼女は公開処刑されるに違いありません。ご覧下さい。 実は私は彼女の大ファンなのですが・・・・。 北風吹(bei feng chui) URL 北風吹 如何でしたか?文化大革命当時の感じと、現代中国の感じの違いがよく判ると思います。 客席の人達は懐かしそうに聞いていますが、革命当時なら修正主義者として断罪されていた事でしょう。 私は中学の頃まで、それまで北京放送から年に何度か中国菓子やカードなどを送って来て呉れて居たほどの、幼くて単に中国が好きな中国シンパでした。 文化大革命が起きるまでは、所謂中国風の曲が北京放送から聞こえてきたものです。 しかし、革命が起きてからは、「只今の曲は○○○○省の民謡”我々の太陽 毛沢東が登る”」などと放送内容が変わってしまいました。 子供心におかしな事になってきたなと思ったのです。その内に、クラシック音楽や京劇などの中国伝統の劇、工芸品、絵画等々が反革命的だと言う事で、廃止、破壊されていったのです。 これには中学生になった私でも、間違っていると思いました。 それで、北京放送に抗議の手紙を送ったのです。 結果・・・・お菓子もカードも来なくなりました・・・・・。 この様な事は世界中の共産主義国でも、程度の差はあっても行われていました。 私がここで皆様に申し上げたい事は、過去の芸術や音楽を破壊すると、二度と元に戻らない可能性が強いと言う事です。 一時の思想だけで、それらを破壊する事に疑問を感じて戴きたいと願っています。 最近の事で云えば、イスラム原理主義者に依るアフガニスタンのバーミヤン大石仏を破壊した事が挙げられます。 紹介させて戴いた《白毛女》は、私が嫌う文化大革命を象徴する曲ですが、それでも先程述べた同じ理由で、この曲の美しさを残していければと思います。 ただ、歌劇やバレエの内容には疑問を持っていますが・・・・。 |
こんな事を書くと・・・・5 どうして小学生や中学生の私が、前回の記事で紹介させて戴いた「北風吹」を知って聴いていたかは・・・小学校一年の時に電気屋さんでゲルマニウムの原石を貰った事が始まりです。 「これを使えばラジオが聴ける・・・・。」そう教えられて、「ゲルマニウムラジオ」について、小学校の図書室や図書館に行って、傍らに辞書を置いて百科事典で調べました。後で考えれば、我が家にも数台のラジオが有ったので、わざわざ自作しないでも放送を聞く事は出来たのですが・・・・・。 さて、 ご興味の無い方は、鉱石ラジオの制作過程については読み飛ばしてください。 うちわの産地である丸亀は、竹が愛媛県から大量に持ち込まれています。 その竹を切り、エナメル線を巻き付けてコイルにし、ショートバーにするために、コイルの上に二本の針金を少し離して並べます。 そのショートバーと削ったエナメル線を、パチンコ玉でショートさせる事により、コイルの共振周波数を変える事によって、ラジオの選局が出来る様にしました。 他には煙草を包んでいる銀紙で、ガラス板を挟んでコンデンサーにします。 そして先程のゲルマニウムの石に先を尖らせた針金を突き当てて検波器にしました。 後はロッシェル塩(酒石酸カリウムナトリウム)の結晶を使って、これは強誘電体なのでこの結晶に紙製のフォーンを付けてスピーカーの代わりにします。 さて、「ゲルマニウムラジオ」が完成して、心をときめかしながら初めて耳にしたのは・・・・。北京放送だけでした。 当時、私の住んでいる所は県内のラジオ放送局の電波が入り難い地域でした。後に三球ラジオや、五球スーパー・ヘテロダイン・ラジオを作成しても、あまり状況は変わらなかったのを思い出します。 上記の様にして、北京放送しか聞け無かった環境で、自然に北京放送を聴き始めたのです。 私の小学校低学年当時は、前回の記事でこき下ろした「文化大革命」以前の状態で、ラジオから聞こえてくる音楽は、以前に流行った「女子十二楽坊」が演奏する様な中国の民族楽器の音色が響き、彼女らが演奏する様な感じの曲ばかりを聴いていたのです。 ですから、この記事のシリーズの書き始めに書き込んでいます様に、毎日の様に懐かしく感じながら、「女子十二楽坊」の曲を聴いている訳です。 子供の頃から聞き慣れた音楽・・・・中国の民俗音楽・・・・。 その民俗楽器の響きが、やはり「女子十二楽坊」の曲からは、同じ様に懐かしい思いを引き起こされるのです。 それでは、私の好きな「女子十二楽坊」の曲をお聴き下さい。 URL の右横のテキストリンクをクリックして戴くと、新しいページが開き、youtubeの関連ページに入って曲を試聴する事が出来ます。お試し下さい。 奇跡( Miracle) URL 奇跡(Miracle) 阿拉木汗(Alamuhan) URL 阿拉木汗(Alamuhan) 劉三姐(Liu San Jie) URL 劉三姐(Liu San Jie) |
こんな事を書くと・・・・6 前回の女子十二楽坊の曲は如何だったでしょう? この様なイメージの曲を毎日の様に自作のラジオで聴いていました。子供の頃に聴いた音楽は、やはり心の奥残っているものだと思います。 勿論、現代的なアレンジの曲が殆どですが、女子十二楽坊の曲は懐かしい楽器の響きが心を和ませて呉れます。皆様は、如何でしょうか? それでは、前回に続いて、私の好きな「女子十二楽坊」の曲をお聴き下さい。 URL の右横のテキストリンクをクリックして戴くと、新しいページが開き、youtubeの関連ページに入って曲を試聴する事が出来ます。お試し下さい。 香格里拉(Shangri-La) URL 香格里拉(Shangri-La) 茉莉花(Jasmine) URL 茉莉花(Jasmine) 茉莉花(中央民族大学版)(古典舞女子群舞 団扇 ) URL 茉莉花(中央民族大学版) 同じジャスミンですが、中央民族大学の古典的な群舞をご覧下さい。 |
こんな事を書くと・・・・7 二回に分けて聴いて戴いた女子十二楽坊の曲は如何だったでしょう? さて、今回は中国の民俗楽器を用いて、他の国の音楽を演奏しています。 異質な感じに聞こえますか?それともとてもマッチした感じに聞こえるのでしょうか? それでは、前回に続いて、私の好きな「女子十二楽坊」の曲をお聴き下さい。 URL の右横のテキストリンクをクリックして戴くと、新しいページが開き、youtubeの関連ページに入って曲を試聴する事が出来ます。お試し下さい。 新古典主義(New Classicalism) URL 12 girl band concerto 12 川の流れのように 権利者よりの抗議で削除されたようです。 異邦人/渡辺美里with女子十二楽坊 権利者よりの抗議で削除されたようです。 残念ですが、上記の趣旨から外れますが、下記の曲をお聴き下さい。 URL 12 girl band concerto 07 |
こんな事を書くと・・・・8 今回も中国の民俗楽器を用いて、他の国の音楽を演奏しています。 一曲目は韓国ドラマの「四季のソナタ」に使われていた曲だそうです。 私はその韓国ドラマを見ておりませんので・・・・・。 その後の二曲は、どういう訳か南米のインカ文明のマチュピチュの遺跡や、サイモンとガーファンクルで有名になった「コンドルは飛んで行く」です。 次回からは、インカ文明のフォルクローレ(民俗音楽)に入っていきたいと思います。宜しくお付き合いの程を・・・・。 それでは、前回に続いて、 私の好きな「女子十二楽坊」の曲をお聴き下さい。 URL の右横のテキストリンクをクリックして戴くと、新しいページが開き、youtubeの関連ページに入って曲を試聴する事が出来ます。お試し下さい。 春のワルツ Flower - 女子十二楽坊 四季のソナタ URL 春のワルツ Flower Whispering Earth (HQ) URL Whispering Earth (HQ) コンドルは飛んでいく(El Condor Pasa) URL コンドルは飛んでいく |
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南米大陸の民族音楽「フォルクローレ」は別なページで記載致しております。こちらから→ 民族音楽へのお誘い 世界の民族音楽のページも作成致しております。 こちらから→ 世界民族音楽のご案内 私の青春時代に歌った合唱曲や、大ファンの歌手の思い出を綴ったページ こちらから→ 我が青春の時を思い出して 実はヨーロッパの古い四線譜(ネウマ譜)で書かれた楽譜を研究しています。 → 研究者の独り言 グレゴリオ聖歌は癒しの曲だと世界中で人気です。その歌唱法で歌った現代曲は? → もう一つのグレゴリオ聖歌? |