研究者の独り言 |
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私の研究や、実験、そして受けた講義で思った事や、感じた事を書いていきたいと思います。 |
1:カルマン渦![]() 毎年、冬の季節になると私は楽しみにしている事があります。 テレビなど殆ど見ない私が、この時期は天気予報の時だけ必死になってテレビ画面を食い入るように見詰めています。 さて、この記事の本題に入りたいと思います。 それは、地球上最大の気象現象が、この韓国の済州島周辺、特に南東方向付近に起きるのです。 それはカルマン渦列です。 毎年の暮れから翌年の三月末頃まで、良く観測されるのですが、今回は見落としていたのか、一回も見ることが出来なくって、残念に思っているのです。 カルマン渦は物理学、特に流体力学の世界で有名な物理現象で、工学の世界では気体や液体の流速の計測などに使われて居ますし、その研究が行われています。 私も一時期、そのカルマン渦の研究を致しておりました。
カルマン渦(カルマンうず)またはカルマン渦列(カルマンうずれつ)は、流れのなかに障害物を置いたとき、または流体中で固体を動かしたときにその後方に交互にできる渦の列のことをいう。ハンガリー人の流体力学者セオドア・フォン・カルマンに因んでいる。 流量計への応用
: 気象現象におけるカルマン渦
: タコマ橋崩壊との関連: 以上の様に工学系の学会では、機械工学や建築学会でも、ビルや橋梁などの崩壊予防や震動防止のために、カルマン渦が研究されています。 雨が降っている時などのドライブ時に、トラックなどの後ろを走っている時に、巻き上げられた水滴の動きを注視してみて下さい。 閑話休題 韓国の済州島は、その島の周辺に起きる現象や島自体の特徴から、先程、申し上げましたように物理系の国際学会などがあるので、なかなか興味深い島だと思っています。 |
2:ふと思い付いた事![]() 先程、カルマン渦(カルマン渦列)の事を書きましたが、それに関して。 嫁ハンが先日、用事があって愛媛県の松山まで行って来たのですが、帰りの高速で強風のために自分の車が横転するかと思ったそうです。 その話を思い出して、カルマン渦の記事のことについてもう一度考えてみました。 それは、私の記事の中でも触れました様に、トラックの後方に発生するカルマン渦の発生による車体の揺れに対する影響と、仮に影響があるとしたら、その対策をどのようにされているかを知りたいのです。 私はそのシミュレーションをした訳でもなく、計算もしておりませんが、トラックの方形の筐体はカルマン渦を発生しやすいと思いますし、仮にその筐体の固有振動数と、カルマン渦発生による振動とが共振した時に、大きな揺れが車体に加わるので無いかと考えております。 最悪の場合、ハンドルが取られるとか、車体の転倒が起きるのでは無いかと考えております。 以上の様な疑問と好奇心が生じました。 |
3:大昔に講義で習った事 ナイフエッジ現象の話 遥か昔の頃に、無線工学の電波伝搬理論を教えられたときの講義の一部からです。 このような回折現象を「山岳回折」と云い、今回の話の様に山越えで通信が可能になる事が起きます。 送信点からも受信点からも、その山頂が見通せる場合(これを見通し距離と云います)、送信点−山頂−受信点の間の経路は、ほとんど自由空間伝搬とみなせます。 |
4:EME通信 Earth-Moon-Earth(EME)(アースムーンアース)対月面反射通信(EME通信) 地球上の離れた無線局同士が、お互いに指向性アンテナを、地球から往復約75万キロメートル離れた月面に対して向けて電波を送信し、その反射波を受信する事に依って、通信回線を樹立し通信する方法です。 多段の並列に組み合わせた指向性アンテナや大出力の無線機、そして月の公転軌道を追尾出来るアンテナ指向装置などが必要で、多額の経費と無線工学だけでなく、天文学の軌道計算も出来る必要があって、なかなか興味が尽きない通信方法です。 私は今まで、山岳反射通信しかした事がありませんので、上記の通信手段に興味が有りました。 山岳通信は、反射面が動かない山体ですので、その方向にさえ指向性アンテナを向ければ、見通し距離以上の通信が出来る事が有ります。 ローテーターさえ有れば、ある意味で簡単な通信手段です。 しかし、前述の様に月は地球の周りを公転している訳で、時間と共に空間座標が変化していきます。 その為に、水平角だけでなく、仰角も制御出来るローテーターが必要になり、月の公転に合わせて追尾出来る制御装置が必要です。 この様に、単に新たな通信手段を手に入れようとすると、専門分野以外の知識が必要となり、その知見を習得しなければなりません。 しかし、いつかはやってみたい通信手段だと思っています。歴史的に見ると、今まで多くの実験がなされて、そのデータを見れば直ぐにでも実現出来るのですが、やはり白紙の状態から試行錯誤して実現するのが面白いと思っています。 |
5:反射通信について EME通信(月面反射通信)に触れましたが、そう言えば、数年前に無線Lanの実験で反射通信を試した事が有ったのを思い出しました。 それは広大な敷地に在る巨大なプラント内で、制御信号や各種データの伝送実験をしている時に、無線Lanもその実験に含めていたのです。勿論の事、微弱な家庭用無線Lanの機器では通信不可能ですので、業務用の機器を新たに購入し、実験に使用しました。 プラント内での実験ですので、本来の直接波だけでなく、反射波まで受信してしまいます。 また伝送経路の途中に大きな設備が在る場合は、中継設備を設けなければなりません。 無線Lanに使っている電波の周波数が高いので、その伝搬特性は光に近く、物の陰になった部分には信号波が到達しないのです。 そこで、幾つもの中継設備を設置するのも予算的に不可能だったので、私はふと周りを見回しました。 すると、他の企業の大きな金属製の円筒状の構造物が在るではないですか。 そこで、私は利得の高い指向性アンテナをその金属製の円筒状の構造物の方向に向けて、受信点の受信装置も指向性アンテナに変更し、その金属製の円筒状の構造物にアンテナを向けて実験しました。 想像通りの電界強度の強い信号波を受信出来る事が実証出来ました。 しかし、これは敷地外に信号波を送信し、その反射波を受信するので、現場の人間が難色を示したのです。 そこで敷地内の他の適当な構造物を探す事になりました。 この様に、反射波を上手く使う事によって、中継設備を少なくする事、また反射できるような構造物が無い場合は反射板を適当な箇所に設置する事で、同様な効果が得られます。 通常の通信では嫌われている反射波ですが、この様に有効な使い方が出来るのが、面白いと思っています。 |
6:スポラディックE層反射通信の楽しみ 今日のように快晴の日には、気になる現象が起きる時期になってきています。 それは電波の異常伝搬、通常では届かない地球上の地域に、電波が到達する事です。 私の説明では、信憑性を疑われる方もいらっしゃるかも知れませんので、下記をご覧下さい。 スポラディックE層とは: スポラディックE層(Es層、略称EスポまたはEs、英語:Sporadic E
layEr)とは、春から夏ごろにかけて、主に昼間に、上空約100km付近に局地的に突発的(sporadic)に発生する電離層である。通称「Eスポ」と呼ばれる。 発生時の状況 発生の傾向 今、窓から見える青空を見ていると、その様な事を思い出しました。 この様に対流圏以外にも、電離層で色んな現象が起きていますが、興味が尽きないと思いますが、皆様は如何でしょうか? |
7:私の研究の案件;視覚障害者の視覚補助機器について 今朝の毎日新聞の電子版でこの様な記事が在りました。 抜粋を掲載致します。 視覚障害者が駅ホームから転落したり、電車に接触して死傷した事故が94年から現在までの15年間で、全国で少なくとも35件発生していたことが、「東京視覚障害者協会」(栗山健会長)の調査で分かった。うち死亡事故は18件。全盲の人が“欄干のない橋”に例える駅ホームの危険性が浮き彫りになった。 私の福祉機器研究の一つの案件が、「視覚障害者の視覚補助機器」なのですが、旧帝国大学の大学院教授からも評価されたその手法技術を用いれば、この様な事が防げる筈です。 |
8:私の研究のライフテーマの一つ(ネウマ譜の研究)![]() 以前、少し触れた事があると思いますが、私の生涯の研究テーマの一つが、このネウマ譜の解読です。最近は他の研究に忙しくて、全くしていないのが現状ですが、今日は気分転換の為に、楽譜を開いていました。 それで、皆様にはご興味も無いと思いますが、昔のヨーロッパの楽譜は、この様な楽譜が在ったのだと知って戴きたく、紹介させて戴きます。 この楽譜に関しては一応、これだろうと云う歌唱法は確立されているのですが、本当に間違いが無いのかと云われたら、研究者達は絶対に間違っていないとは言えないのです。 この楽譜はバロック期に使われなくなり、その後にクラッシクのメンデルスゾーンが彼の作品で、そのネウマ譜で書かれた旋律を、通奏低音のパートで、使っていてくれた事から、この楽譜の解読がある程度進んだ経緯が在ります。 所謂、モノフォニー(単音律旋階)からポリフォニー(複音律旋階)への西洋音楽の発展の中で消えていった楽譜なので、現在その解読が、ドイツとフランスの二カ所での研究が続けられています。 私も、微力ながらその研究の手助けがしたく、高校生の頃に、この写真の楽譜を手に入れて、研究を進めています。一番下に1951と在りますが、1951年に印刷された楽譜です。一冊の本で、その厚さが6cm程在りますし、年数が経っていますので、本もボロボロになってきています。何分私より先に世に出た楽譜ですので・・・・劣化して当然なのかも知れません。 書かれている言語はラテン語で、ラテン語は三種類在ります。その一つは教会ラテン語、貴族ラテン語、民衆ラテン語の三種類在りまして、それぞれが微妙に、また在る部分では絶対的に違っている箇所もあります。因みにこの本は教会ラテン語で書かれています。貴族ラテン語は、学名などに現在使われるだけで、単語のみの使用となっております。イタリア語が民衆ラテン語から出来たのですが、この教会ラテン語からイタリア語を見ると、全然違った言語に見えます。 まずは導入部分(イントロイトス)から・・・。 この次は、五線譜とこのネウマ譜(四線譜)の対象による説明文を見て戴きたいと思います。 ![]() 写真(コピー)の上から三分の一の部分に音符の種類が掲載されています。 写真(コピー)の中央には、ネウマ譜が二つ連結された(二音ネウマ)場合の名称と種類が述べられています。 その下の三連の音符(三音ネウマ)の名称と種類は; 次に、四連の音符(四音ネウマ)ですが、ここまでで大体の事が理解して頂けたと思います。 以上が、このページの簡単な説明になります。 この様に、ネウマ譜は五線譜に変換は出来るのですが、ニュアンスが正確に表現出来ず、やはりモノフォニー音楽を歌う時などは、ネウマ譜の方が歌う易いと思います。 |
皆様はネウマ譜についてご存知ですか? 音楽大学などで西洋音楽史を履修なさった方はご存知だと思いますが、念のために説明をさせて頂きます。 さて、ポリフォニーはそちら専門の方に任せて、私はモノフォニーのネウマ譜に限ってお話を進めていきたいと思います。 とりあえず、youtubeでこのネウマ譜がどのような楽譜で、どのように歌われているかをお聴き下さい。 このデータはネウマ譜と歌唱とがリアルタイムで映っていますので、判り易いと思います。 まだヨーロッパに現在のようなハーモニーを持った楽曲が出来る前は、このような歌が歌われておりました。その様子を思い浮かべながらお聴き下さい。 左の楽譜が私のネウマ譜です。 |
前回少し取り上げた曲で、ネウマ譜で書かれた「Victimae Paschali Laudes(ビクティメ パスカリ ラウデス:見よ神の子羊」を、youtubeで無いと思いながら検索してみました。
Victimae Paschali Laudes Victimae Paschali Laudes 一説によると、このVictimae Paschali Laudesがルネッサンス期に最初のポリフォニー(複音律旋階)として、通奏低音のパートで使われたと云われています。またこの曲の原型は原始的なシャンソンからのメロディで無いかとも云われています。 |
今回はネウマ譜の楽譜で中心的に使われるラテン語について説明を致します。 ラテン語は、我々日本人の漢字に相当するような言語で、漢字文化圏に属する我々が漢字を音読みと訓読みをしているように、ヨーロッパ諸国でも使用されていました。 以下にラテン語とそれに対応する英語を書き記します。 ラテン語: 英語 日本語 Tabella Festorum Mobilium
以上のように、ヨーロッパ各国はラテン語文化圏で、各国の民族性とのバランスの上で、自分達の文化を築き上げております。 ネウマ譜も西洋音楽の基礎として、上記のような音楽基礎としての重要な役割を持っていましたが、バロック期以降次第に使われなくなり、現在に至っています。
十月はハローウィン・・・・。「死者の日」の典礼が有る月ですね? 左の写真は私のネウマ譜の楽譜で |
今日はネウマ譜で書かれた「グレゴリオ聖歌」の前に存在していたローカルな聖歌をご紹介出来ればと考えておりました。 それはアンブロシオ聖歌とモサラベ聖歌です。 アンブロシオ聖歌はイタリアのミラノで歌われていた聖歌で、三世紀頃から発生し始めて4世紀にはその名がミラノ司教の名から付けられたと云う歴史があります。 モサラベ聖歌はスペインのごく一部で6世紀頃から歌われ続けて居ました。
同じカトリック司祭が歌っていますが、少しずつ歌唱法が違います。お気づきになられますか? Requiem aeternam dona eis
Domine(入祭唱) 最後の曲は説教台の階段を登る時に歌われるので、「昇階唱」と云います。この歌は綺麗な旋律なので、私も良く歌っている歌です。 左の写真は私のネウマ譜の楽譜です。 |
ここで一息入れませんか? 下記はウィキペディア(フリー百科事典)よりの引用です。 1803年、ボイレン修道院が国有化されることになり、調査が行われた。 なお、ネウマ譜が残っている歌については別の写本などからネウマを復元する試みがいくつかなされており、CDもリリースされている。 ここまでがカルミナ・ブラーナの説明の引用です。
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前回紹介させて頂いた「カルミナ・ブラーナ」は如何でしたか?
今回は、第一サンクトスを紹介させて頂きます。 Sanctus,Sanctus,Sanctus Dominus Deus
Sabaoth. ここで、気が付かれた方がいらっしゃると思います。 例えば、薔薇(Rosa)の語尾変化を下記に示します。 上記のように、語尾が変化して出来る形を格(casus)と云います。さも、日本語のテニヲハの代わりを語尾変化で表しているわけです。 それでは、第一サンクトスをお聞き下さい。 |
さて今回は、前回に続いてミサ曲ではポピュラーなサンクトスの曲を聴いて戴きたいと思います。 Sanctus,Sanctus,Sanctus Dominus Deus
Sabaoth. 第八の典礼の固有聖歌は「天使ミサ」と呼ばれ、通常のミサで歌われる曲です。
それでは第八サンクトスをお聴き下さい。 |
さて、11月28日からクリスマスを迎える待降節に入りました。 In Nativitate Domini Nostri
Jesu Chrisiti ad Primam Missam
in Nocte.
この後、栄唱が続き、主題が繰り返されます。 カトリック教会では、クリスマス・ミサを大昔、クリスマスイブの真夜中の0時から第一ミサを、翌日25日の夜明け前に第二ミサを、そして午前中に第三ミサを執り行っていました。 司教(枢機卿、大司教を含む)は、ミトラを被り、スータンの上にアルバを着ています。 この曲は個人的にとても好きな曲なので、反響の多い浴室で湯船に浸かりながら良く歌っています。 では、下記のリンクをクリックされてお聴き下さい。今回は画像でネウマ譜も表示されていますので、私のネウマ譜はお休みを戴きます。
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教会音楽を研究実践している聖グレゴリオの家聖歌隊による、 シリーズ第1弾。日本でのグレゴリオ聖歌研究の第一人者、 水嶋良雄が指揮した、降誕祭で歌われる4つのミサ曲を収録。 リリース当初から高い評価を得た録音。 |
一枚目のCDに降誕祭のグレゴリオ聖歌が入っています。 |
さて、ノンビリとしていたら、肝心のクリスマス・ミサが済んでいたと云う事になってしまいます。
Kyrie : Kyrie eleison,Criste eleison,Kirie
eleison. Gloria : Goria in excelsis Deo Oratio : Deus, qui hanc sacratissimam noctem
・・・・ Epistola (TIT.2, 11-15) : Lectio Epistolae beati Pauli
Apostoli ad Titum. Graduale : Tecum principium ・・・・・ Alleluis : Alleluia,alluluia・・・ Evangelium : Sequentia santi Evangelii secumdum
Lucam.・・・ Credo : Credo in unum Deum,・・・ Ofefertorium : Laetentur caeli et exsultet ・・・ Oratio super Oblata : Accepta tibi sit,
Domine,・・・ Praefatio : Dominus vobiscum.・・・ Sanctus IX from Mass IX, Gregorian Chant Doxologia : Per quam haec omnia,・・・ Pater Noster : Oremus ; praeceptis salutaribus・・・・ Agnus Dei IX from Mass
IX, Gregorian Chant Cummunio : In splendoribus Sanctrorum,・・・・ Postcommunio : Oremus , Da nobis,
quaesumus, Ite , Misa est.
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更新が滞ってしまいましたね。申し訳在りませんでした。私と我が家族にとって、去年は悲しく寂しい年になりました。10月31日に私の母を亡くし、12月31日には嫁ハンの父を同じ肝臓癌で亡くしたのです。新年を祝う間もなく、葬儀等に追われ、やっと普段の生活に戻れそうになりました。 話題を暗い話から、ネウマ譜について・・・・。 カトリック教会は日曜日の御ミサ(聖餐式)以外に、毎日の聖務日課と云う重要な典礼を持って居ます。これらの典礼の起源は、ユダヤ教から受け継いで、更にカトリック教会で発展してきた典礼です。 一日の中で8回の時課に分けて、御聖堂で祈りと聖歌を唱えています。 朝課 Matstinum さて、今回はSecundae Vesperae in Nativitate Nativitate Domini Nostri Jesu Chrisiti(我等の主イエズスキリストの御降誕の第2晩課)から、PLSALUM 109(詩篇109)をご紹介致します。 PLSALUM 109(詩篇109)、PLSALUM 110(詩篇110)
ラテン語は: では、我々の日本語は何の語族に属しているのでしょうか? また、この続きを更新させて戴きますので、ご期待下さい。 |
更新が滞ってしまいましたね。申し訳ありませんでした。 ところで、聖週間が昨日終わりました。今回は4月18日から24日までの一週間が聖週間でした。 聖週間とは、カトリック教会の一年間の典礼の中で一番重要な、クリスマスより大事な典礼が執り行われる一週間です。 聖月曜日の典礼から始まり、火、水、木、金、土の各典礼と日曜日のご復活の大祝日(イースター)がそれらの典礼になります。 いつものようにyoutubeのデータでグレゴリオ聖歌をお聴き下さい。 今回はその中の聖木曜日の典礼に付いてご説明をさせて頂きます。 Feria V. In Coena Domini , De Missa Salemrni Vespertina 先ず最初は入祭唱: 相変わらずの私が生まれる前に印刷された「Misa et Officii」からスキャンしたネウマの楽譜です。 ![]() Introitus: Nos autem gloriari oportet in cruce Domini nostori Jesu Christi ・・・・ Nos autem gloriari oportet in cruce Domini nostori Jesu Christi Nos autem gloriari oportet in cruce Domini nostori Jesu Christi 昇階唱: 今回はネウマ譜が表示されていますので、私のウズアリスはお休みです。 Graduale : Christus factus est pronobis obediens usque ad mortem , morten autem crucis . Christus factus est pronobis obediens Christus factus est pronobis obediens この曲の歌詞は、バロックやクラッシクでもよく用いられていて、有名な楽曲も多いですね? 奉納唱:再びウズアリスの登場です。 ![]() Oferitorium : Dextera Domini fecit virtutem , dextera Domini exaltavit me ・・・ Dextera Domini fecit virtutem 聖体拝領唱:ネウマ譜が表示されていますので、私のウズアリスはお休みです。 Cummunio : Dominus Jesus postquam coenavit cum discipulis suis , lavit pedes eorum ・・・ Dominus Jesus postquam coenavit cum discipulis suis 今回は聖木曜日の盛式ミサ典礼で、ウズアリス(Misa et Officii)に、その楽譜が載っている聖歌をご紹介させて頂きました。 次回は聖金曜日の典礼をご紹介致します。 |
聖金曜日の典礼 聖木曜日の典礼のご説明から、また更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。 さて、今日は聖週間の中でも特別に荘厳な典礼になる聖金曜日の典礼をご説明致しましょう。 カトリック教会の典礼は通常「ミサ典礼」と言って、パンと葡萄酒がキリストの御身体と御血に変化する聖変化「サクラメント=秘跡」が中心になる典礼です。 しかし、聖金曜日の典礼は、この聖変化の秘跡が行われません。 御聖体拝領は有りますが、ミサを執り行わないので、事前に準備された御聖体が拝領する会衆に与えられます。 ミサの中心の聖変化の秘跡の代わりに「十字架の崇敬」と云う儀式が執り行われます。 この為の専用の十字架に紫の布が被さられて、お御堂の祭壇まで運ばれます。 十字架に掛かっている紫の布を少しだけ外し、神父(司祭)が十字架を会衆に高く掲げて 「Ecce Lignum Crucis in quo salus mundi pependit 見よ!世の救いの十字架の木を!」 と、高らかに宣言します。 すると会衆が 「Venite adoremus いざ!拝み讃えよう!」 と応えます。 次にまた十字架に掛かっている紫の布を少しだけ外し、再び会衆に上記の様に宣言し、会衆も同様に応えます。 三回目に十字架に架けられた布が全て取り除かれ、会衆に向けて掲げられて、同様に宣言され、会衆もまたそれに応えます。 いつもの様に青色のテキストをクリックすると、youtubeの該当するページが新しく開いて演奏が始まります。 では、お聴き下さい。 今回は私の「リベール・ウズアリス」をスキャンせずに、カメラで接写してみました。 何分、私が生まれる前に製本された日本でも貴重な典礼書なので、出来るだけダメージを与えたくありません。 ご覧下さい。 これがこの曲のネウマ譜(四線譜の楽譜)です。 ![]() では、お聴き下さい。 正統的な歌唱法で歌われています。 この様にトーンが毎回上がっていきます。 Ecce Lignum Crucis これは、最近の風潮で女性の方が歌われていますね? 大昔の習慣では女性は歌えませんでした。 少しお聴き難いかも知れませんが・・・。 Ecce lignum Crucis 去年の10月06日に皆様へご案内させて戴こうと思って居ました「アンブロシオ聖歌」ですが、ジョバンニ神父の説明だとアンブロシオ聖歌由来の旋律のようですね? アンブロシオ聖歌の名の由来は、イタリアのミラノの大昔の司教アンブロシオの名前から付けられています。それからグレゴリオ聖歌も教皇グレゴリオから名付けられています。 ジョバンニ神父が最後に画面に映す「リベール・ウズアリス」は、私のと違う版の様ですね? ECCE LIGNUM CRUCIS, Antifona ambrosiana 最後の下記の映像は、聖金曜日の典礼の「十字架の崇敬」を映しています。 どの様に儀式が進められるかが、この映像で理解なされると思います。 この様に、神父が宣言する度に会衆が応え、その後に跪いて十字架を崇敬します。 Ecce lignum 次回は聖土曜日の典礼についてご説明を致します。 |
聖金曜日の典礼 前回の記事で次回は聖土曜日の典礼をご案内致しますと記載致しましたが、聖金曜日の典礼から抜け出せそうに有りません。 聖金曜日は考えて見ると、有名な曲が多いので、それをご案内せずに次の聖土曜日の典礼に移る訳にはいけませんでした。 先ず、とても有名なResponsorium(レスポンスリウム)のTenebrae Factae Sunt(あまねく暗くなりて)をお聴き下さい。 この曲は中世から聖週間典礼改正(1956年)に依って変更されるまでは、聖木曜日の夕方の典礼で歌われていました。 改正後は聖金曜日の朝に歌われるようになった曲です。 ![]() 写真は私のUsualisで、今回も本の保護の為にスキャンを掛けずに、カメラで撮影を致しました。 最初に聴いて頂くのはグレゴリオ聖歌ではなく、イタリアのミラノを中心として歌われていたアンブロシオ聖歌です。 探せばあるのもですね?これもネウマ譜で記載されています。 TENEBRAE FACTAE SUNT, Responsorio ambrosiano このデータは、ネウマ譜が表示されていますので、私のウズアリスはお休みを頂こうかと思いました。 でも上記の写真のように一目で全体を見れるほうが良いですよね? アンブロシオ聖歌とは違うのがお判りになられると思います。 私はアンブロシオ聖歌とは付き合いが有りませんので、こちらの聖歌のほうがシックリとしています。 Tenebrae Factae Sunt 最初に検索で当たったのがこの聖歌のデータで、仕方なくウズアリスを取り出してネウマ譜を撮影いたしました。 Tenebrae factae sunt 前回の記事でご紹介させて頂いたEcce lignum Crucis(見よ!十字架の木を!)です。 もう一度お聴き下さい。 ![]() 写真は私のUsualisで、今回も本の保護の為にスキャンを掛けずに、カメラで撮影を致しました。 Ecce lignum Crucis 十字架から紫色の布が取り去られた後、会衆(カトリック信者)が、祭壇に進み出て各自その十字架を崇敬しますが、その時に歌われる聖歌が下記の聖歌です。 Improperia(詰問)と呼ばれていますが、Popule Meus(我が民よ)と主なる神が、信者達に詰問している聖歌になります。 この聖歌の面白いところは、途中からギリシャ語とラテン語が交互に歌われることです。 下記のデータには、ギリシャ語とラテン語の歌詞のテロップが表示されています。 このデータはネウマ譜が表示されない代わりにラテン語とギリシャ語の歌詞が表示されていて良いですね? Improperia (Popule Meus) こちらのデータもネウマ譜が表示されていないので・・・。 私のウズアリスが登場しました。 Improperia Maiora - Popule 如何でしたか? 最近は「もう一つのグレゴリオ聖歌」と云う他のページを作り、Monk(修道者)の格好で現代のPopを歌っているグループを紹介させて頂いています。 彼らは本来のグレゴリオ聖歌を正確に歌えていますので、歌唱力はあると思っています。 気分転換にこちらのページもご覧下さい。 もう一つのグレゴリオ聖歌 |
今日はグレゴリオ聖歌から離れて 暫く、堅苦しくグレゴリオ聖歌の説明とご紹介を続けてしまいました。 気分転換と言っては何ですが、もう一つのネウマ譜を用いた教会音楽のグループをご紹介致します。 大昔にローマ帝国が西と東に別れた時、同様にキリスト教会も東西に別れてしまいました。 その当時は教会音楽の黎明期で、キリスト教の母体であったユダヤ教の典礼音楽から独り立ちをし始めた頃です。 西ローマ帝国の教会は皆様ご存じのカトリック教会になり、東ローマ帝国の教会は正教会になりました。 分裂する前から、教会音楽はネウマ譜を用いて、典礼音楽を歌っておりました。 二つに分かれた教会は、そのまま別の方向に典礼音楽が発展する事になります。 西洋で五線譜が発明されるまではネウマ譜が、ヨーロッパ音楽の基礎として使われてきた事は、以前からお話ししてきた事ですね? ではギリシャを中心とした正教会は、どうだったのでしょうか? 長い間、ネウマ譜は教会音楽の楽譜としてその地位を守っていました。 しかし、グレゴリオ聖歌と違って、ビザンチン聖歌(正教会の聖歌)は早い段階で通奏低音が加わって、ポリフォニー化して発達していたのです。 ここで、私の個人的なビザンチン聖歌の印象を・・・。 グレゴリオ聖歌を女性的な聖歌として受け取れば、ビザンチン聖歌は男性的な力強い響きを持って居ると思います。 それでは、ギリシャ正教会の聖歌をお聴き下さい。 私はギリシャ語もロシア語も判りません。 ですから、それぞれの曲の説明が出来ません。申し訳有りません。 Greek Orthodox Christian Byzantine Chant Greek Orthodox Christian Byzantine Music 2 Greek Orthodox Christian Byzantine Music 3 Greek Orthodox Christian Byzantine Chant 4 Greek Orthodox Christian Byzantine Chant 5 如何でしたか? これまでご案内致して居ります「グレゴリオ聖歌」とは全然違った聖歌に聞こえませんか? 私はオリエンタルな響きを持った聖歌として聞こえます。 西洋的な物を感じさせない音楽として発達したように思います。 Kyrie Eleison キリエ・エレイソン(主よ・憐れみたまえ)私が判るギリシャ語です。 実際に聴いてみると、全然判りませんでした。 ここから下のデータは、正教会で大きな勢力であるロシア正教会の聖歌です。 学生の頃に、ロシア聖歌(ビザンチン聖歌)のネウマ譜を見た事が有りますが、「これがネウマ譜!!」と思わず声が出るほど、私のネウマ譜とは見た目が違っていました。 Russian Orthodox Chant Valaam Russian ORTHODOX superb Monasteries and Chants 下記の聖歌は、ここで扱おうかどうしようかと悩みましたが、ポリフォニーのロシア聖歌です。 有名なロシアの作曲家(チャイコフスキー、ラフマニノフ、チェスノコフなどなど)の多くが、ロシア聖歌を作曲して居ます。 合唱曲としても美しいこれらの曲を皆様にも聴いて戴きたいと思いました。 Russian Orthodox chant Russian Orthodox Choir, Sacret Russian singing Chesnokov's "Gabriel Appeared" チェスノコフ作曲の「大天使ガブリエルが現れ」です。 有名な曲ですので、皆様もお聴きになられた事が有ると思いますが・・・。 ここから今日(28日)に追加した記事です。 Благовест - Да исправится молитва моя. この曲は私の大好きな曲です。次回の更新の時に記載させて戴こうかと思いましたが、ネウマ譜から脱線し過ぎますので、この記事に追加させて戴きました。 これも有名な曲なので、皆様もよくご存じの曲だと思います。 Арт-группа "БЛАГОВЕСТ" - БОГОРОДИЦЕ ДЕВО この曲も有名な曲ですが、表記がロシア語なので日本語での題名が思い出せません。 でも、美しいハーモニーですね! Богородице Дево, радуйся 私達カトリック教会の「アベ・マリア」に相当する天使祝詞と思います。 正教は私達より聖母マリアへの崇敬が強いので、色々な聖歌が作曲されています。 Богородице Дево, радуйся 同じ天使祝詞ですが、何故かグレゴリオ聖歌風な旋律で、私にはとても親近感を持たせて呉れる聖歌です。 それでも、同じ男性の唱方でも、どうしてもグレゴリオ聖歌と比較して男性的に聞こえるのが不思議だと感じています。 Богородице Дево Радуйся - Hail Mary ちょっと正教の典礼を垣間見て下さい。 これは聖母マリアへの崇敬をしているところです。 正教の場合は、聖母マリアに対する信仰が有りますが、私達カトリック教会は、信仰ではなく信心業になります。 つまり教会での公の信仰ではなくて個人的な信心なので、この様な光景は見られません。 グレゴリオ聖歌と袂を分かって、発展したビザンチン聖歌は如何でしたか? 世界中には、グレゴリオ聖歌愛好家の数には適いませんが、ビザンチン聖歌愛好家の方々も多くいらっしゃいます。 これを機会にビザンチン聖歌もお聴き下さい。 今回のご案内は如何でしたか? 最近は「もう一つのグレゴリオ聖歌」と云う他のページを作り、Monk(修道者)の格好で現代のPopを歌っているグループを紹介させて頂いています。 彼らは本来のグレゴリオ聖歌を正確に歌えていますので、歌唱力はあると思っています。 気分転換にこちらのページもご覧下さい。 もう一つのグレゴリオ聖歌 |
聖母被昇天の大祝日 8月15日 ご復活のご案内が途中なのに、もう聖母被昇天の大祝日が過ぎてしまいました。 日本は8月15日と言えば敗戦記念日ですが、カトリック教徒はそればかりでなく、「聖母被昇天の大祝日」をお祝いしています。 カトリック教会の三大お祝い日はご復活、クリスマス、そして「聖母被昇天の大祝日」を盛大に祝っています。 キリスト教の他の正教と新教と違って、私たちは聖母マリアが天に引き上げられた(被昇天)と信じています。 今回はその聖母被昇天の大祝日の典礼をご紹介致します。 In Festo Assumptionis B. M. V. 入祭唱: SIGNUM MAGNUM SIGNUM MAGNUM SIGNUM MAGNUM 昇階唱: Audi Filia 昇階唱とアレルヤ唱: Audi filia ; Assumpta Est アレルヤ唱: Alleluia: Assumpta Est 奉献唱: INIMICITIAS PONAM 楽天ブックスで上記の典礼のCDが有ります。下記のリンクからご購入下さい。 グレゴリオ聖歌 教会堂開基祭のミサ/ 聖母被昇天の祝日ミサ
如何でしたか?最近は「もう一つのグレゴリオ聖歌」と云う他のページを作り、Monk(修道者)の格好で現代のPopを歌っているグループを紹介させて頂いています。 彼らは本来のグレゴリオ聖歌を正確に歌えていますので、歌唱力はあると思っています。 気分転換にこちらのページもご覧下さい。 もう一つのグレゴリオ聖歌 |
2011年12月22日作成 クリスマスですね! 気が付くともうクリスマス!全世界でクリスマス一色ですが、日本ではなじみの無い東方典礼(ギリシャやロシア、中近東、アフリカなどの正教会)のクリスマスなどの典礼をご紹介致します。 私はカトリックですが、先ず誤解の無いように説明いたしますが、カトリックには派が有りません。 よく「イエズス会派」とか「フランシスコ会派」などと言われていますが、これらは修道会の名前でプロテスタントや正教などの派閥では有りません。 カトリックは世界中の国々の教会が一つの教会です。 プロテスタントには、ルター派やカルバン派などの世界中で四百以上の派に別れ、日本でも二百以上の派が活動しています。 正教会には大きく分けて三つの派が存在しています。 下記のウイキペィアのページをご覧下さい。 正教会 メルキト派・カルケドン派; 下記のウイキペィアのページをご覧下さい。 ギリシャ正教 いつものように右記のような青色のリンクをクリックするとyoutubeの該当曲のページに入れます。 Xristos Gennatai, Greek Orthodox Christian Chant Xristos Gennatai, Greek Orthodox Christian Chant Orthodox Christmas Canon 下記のウイキペィアのページをご覧下さい。 ロシア正教会 Orthodox Christmas in Russia Christmas Eve Mass at Russian Orthodox Church Кирилл надел патриарший куколь 大主教の叙階式(祝聖式)?? Освещаване на мирото お御堂内での説教台で聖福音書が朗読されています。 朗読が終わると、主式司祭の祝福があります。 正教のお御堂は、ユダヤ教の神殿に良く似た構造で、会衆席、聖所、至聖所に分かれ、聖体祭儀が行われるのは至聖所で、一般会衆からは見ることが出来ません。 映像でお判り頂けると思いますが、イコノスタシス「聖障(せいしょう)」と呼ばれる壁で仕切られています。 Освещаване на мирото これから聖変化(種無しのパンがキリストの体に変化すると言う儀式)に入ります。 次々と至聖所から司祭たちが出てきて両手の指を洗っていますが、これは私達カトリック教会でも同様の儀式があります。 カトリックでは珍しい複数の司祭による「共同司式」は、正教ではごく普通の聖餐式(御ミサ)の形式です。 映像の途中で何かを振り回していますが、これは「香炉」で、カトリックでも盛式ミサではよく行われています。 奉納行列の最後に種無しのパンと葡萄酒が入った聖具が至聖所に奉納されます。 Освещаване на мирото ご聖体拝領は??? 無いようです・・・。 会衆への祝福が終わると・・・・。 良く見ると、お御堂の片隅で「ご聖体拝領」が行われています。 私達カトリックとは儀式の順番が違っていますね。 その後「閉祭の儀」が有って、退堂行列が始まり、ごミサが終わります。 下記のウイキペィアのページをご覧下さい。 ルーマニア正教会 Christmass with Romanian Carols Romanian Christmas Carol Jesus's little cradle Christmas at the Romanian Orthodox Church 下記のウイキペィアのページをご覧下さい。 ブルガリア正教会 Bulgarian Orthodox Chant Bulgarian Orthodox Music 下記のウイキペィアのページをご覧下さい。 グルジア正教会 georgian orthodox church chant Christ is born Georgian Christmas Song 下記のウイキペィアのページをご覧下さい。 日本ハリストス正教会 お近くの正教会にいらっしゃってみて下さい。 非カルケドン派; 下記のウイキペィアのページをご覧下さい。 シリア正教会 christmas in syria (syriac orthodox church in aleppo) 下記のウイキペィアのページをご覧下さい。 コプト正教会 Coptic Christmas Eve Coptic Christmas 下記のウイキペィアのページをご覧下さい。 エチオピア正教会 Ethiopian Orthodox Tewahedo Church Christmas Song St Lalibela Ethiopian Christmas 下記のウイキペィアのページをご覧下さい。 アルメニア教会 アルメニア正教会はどういうわけかクリスマスを1月6日に祝います。 Christmas at St. Vartan Armenian Cathedral Christmas Liturgy in Antelias Armenian Christmas Mass in Holy Land 如何でしたか? この様に正教には多くの派や国々や民族に適合した教会が存在しています。 世界中でクリスマスの喜びを彼ら独自の典礼で祝っているのです。 申し訳有りませんが、先にも申し上げましたように、プロテスタント教会は余りにも種類が多いので説明し切れません。 また私達カトリックのグレゴリオ聖歌(ネウマ譜)の説明に戻ります。 ご精読有難う御座いました。 如何でしたか?最近は「もう一つのグレゴリオ聖歌」と云う他のページを作り、Monk(修道者)の格好で現代のPopを歌っているグループを紹介させて頂いています。 彼らは本来のグレゴリオ聖歌を正確に歌えていますので、歌唱力はあると思っています。 気分転換にこちらのページもご覧下さい。 もう一つのグレゴリオ聖歌 |
2011年12月24日作成 我等の主イエズス・キリストの御降誕の日中の第三ミサ 本当は去年ご案内した深夜の第一ミサとこの第三ミサの間にあげられる第二ミサを検索していました。 しかし、探し当てられずに仕方なくこの第三ミサをご紹介致します。 In Nativitate Domini Nostri Jesu Chrisiti ad Primam Missam in Nocte. の ご降誕 主の 我等の イエズス キリスト の 第一 ミサ の 深夜 我等の主イエズス・キリストの御降誕の深夜の第一ミサ。 第一ミサは、大昔はクリスマスイヴの深夜0時から執り行われていました。 盛式ミサなので、通常のごミサと違って二時間を越えることがよくあります。 第一ミサの後、信徒会館でお茶などを頂きながら、そのまま第二ミサを待ちます。 第二ミサは; In Nativitate Domini Nostri Jesu Chrisiti ad Secundam Missam in Aurora. の ご降誕 主の 我等の イエズス キリスト の 第二 ミサ の 曙(夜明け前) 我等の主イエズス・キリストの御降誕の夜明け前の第二ミサ。 と言って、クリスマスの太陽が昇る前から始まります。 Auroraは「曙」とか「夜明け前の光」と云う意味で、極地で見られる「オーロラ」の語源です。 In Nativitate Domini Nostri Jesu Chrisiti ad Tertiam Missam in Die. の ご降誕 主の 我等の イエズス キリスト の 第三 ミサ の 日中 我等の主イエズス・キリストの御降誕の日中の第三ミサ。 In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die ![]() Introitus 入祭唱 In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die ![]() Kyrie キリエ(第八 キリエ 主よ哀れみたまえ) In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die ![]() ![]() Gloria グロリア(第八 グロリア 天のいと高きところに栄光) In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die ![]() Oratio et Lectio 祈願; Oratio. Concede,quaesumus omnipotens Deus:・・・ 第二朗読; Lectio Epistolae beati Pauli Apostoli ad Hebraeos.・・・ 使徒パウロに依るヘブライ人への手紙 In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die ![]() Graduale 昇階唱(説教台へ上っていませんが、本来はその階段を上る時に歌われる聖歌です) In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die ![]() ![]() Alleluia アレルヤ唱 In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die Evangelium 聖福音書の朗読 In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die ![]() ![]() ![]() Credo 信仰宣言(第三 クレド) In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die ![]() Offertorium 奉献唱 In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die Praefatio 聖変化の秘跡への祈願 In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die ![]() ![]() Sanctus 聖なるかな(第八 サンクトス) In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die Canon 聖変化の秘蹟(種無しパンと葡萄酒がキリストの体と御血に変化する秘跡) In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die Pater Noster 主の祈り In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die ![]() Agnus Dei 神の子羊(第八 アグヌス・ディ) In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die ![]() Communio 聖体拝領唱 In Nativitate Domini Ad tertiam Missam in Die ![]() Postcommunio 聖体拝領後の祈りと閉祭唱、退堂 これらのミサ典礼は、古い形式のミサ典礼で「背面ミサ」と呼ばれています。 司祭が会衆席に背を向けて、祭壇でミサ聖祭を執り行う形式です。 現在は「対面ミサ」と呼ばれて、祭壇が聖所中央に移動し、祭壇に向かう司祭が会衆席に向かう形になっています。 古い形式のミサも、司祭が先頭に立って会衆を導いているように思えるので良いと思います。 勿論、現在の対面ミサは一つの食卓(祭壇)を司祭と会衆が囲む、晩餐を連想させるので、この形式も素晴らしいと感じています。 今回は私の「LIBER USUALIS」が、ネウマ譜掲載の為に大活躍でした。 最後に; Canto Ambrosiano In Nativitate Domini GAUDE ET LAETARE GAUDE ET LAETARE グレゴリオ聖歌とは違って、アンブロシオ聖歌の典礼聖歌は全然違った雰囲気ですね? 皆様は如何思われますか? イタリアのミラノを中心として歌われていた地域のカトリック聖歌ですが、グレゴリオ聖歌に駆逐されてしまいました。 私のミサ典礼書(LIBER USUALIS MISSAE ET OFFCII)にも数曲のアンブロシオ聖歌のネウマ譜の楽譜が記載されています。 如何でしたか?最近は「もう一つのグレゴリオ聖歌」と云う他のページを作り、Monk(修道者)の格好で現代のPopを歌っているグループを紹介させて頂いています。 彼らは本来のグレゴリオ聖歌を正確に歌えていますので、歌唱力はあると思っています。 気分転換にこちらのページもご覧下さい。 もう一つのグレゴリオ聖歌 |
まだ説明は続きますので、ご期待下さい。 |
民俗音楽へのお誘い 私の考古学研究からインカ音楽も研究しています。お越し下さい。 |
私の出張記 北海道出張編 研究実験の為に北海道に行って来ました。その写真集です。 |
夫婦二人旅 北海道編 嫁ハンと二人だけの北海道旅行の写真集です。 |
東京ディズニーランド 出張編 東京ディズニーリゾートに出張した訳ではありません。 |
世界の民俗音楽へのご案内 今回はインドネシアのバリ島のガムラン音楽を紹介致しております。 |
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