民俗音楽へのお誘い |
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2010年10月09日 インカ帝国には、皆様もご存じの様に多くの有名な曲があります。日本でも世界中でも愛されて居る曲が多いと思います。 日本でも、加藤登紀子と長谷川きよしが歌った「灰色の瞳」、一時期流行したので、ご存じの皆様も多いと思います。先ず原曲から・・・・。スライドで映ってるのは、世界遺産「マチュピチュ(老いた峰)」の石造りの神殿や住居遺跡です。 灰色の瞳(Aquellos ojos
Grises=アケージョス・オコス・グリセス) 灰色の瞳 加藤登紀子 / 長谷川きよし
Cancion del derrumbe indio: Cristina y Hugo Cancion del derrumbe indio
LOS EJES MI CARRETA 牛車に揺られて
ケーナの天才的な演奏家アントニオ・パントーハのCDです。残念ながら「灰色の瞳」は入っておりませんが、色々な名曲が収録されています。 |
2010年10月24日 前回も書きましたが、このインカの音楽は、私の場合はインカ考古学から入って来ました。考古学をやっている内に、音楽にも興味を持ってしまった事になります。 インカ文明は、高貴な方が亡くなるとその魂はコンドルに身を変えて、自分の家族や国を見守ると信じられています。 話を本題に戻します。
さて、サイモンとガーファンクルの曲から聞いて頂きます。 Simon & Garfunkel - El Condor Pasa これは演奏会でバックにインカの伴奏が無い曲です。
Simon & Garfunkel : El Condor Pasa (1970) 如何ですか?1970年演奏の曲です。
Los Incas : El condor pasa 1963 VERSION
ORIGINALE ワイニョ ワイニョ(Huayno, Wayno)、またはワイノ (Huayno, Wayno)は、南米ペルー、ボリビアで盛んな音楽の形式である。語源はケチュア語であるため、スペイン語における綴りは一定しない。一般的にボリビアではワイニョ、ペルーではワイノと呼ばれることが多い。また、アルゼンチンで[カルナバリート]と呼ばれる音楽も、ほぼ同系統である。(ただし、ボリビアでカルナバリートと呼ばれる音楽は、これとは異なっている場合が多い) 起源はスペイン人の南米到達以前に遡ると考えられる。そのため、先住民本来の音階であるドレミソラの五音音階(ペンタトニック)を基調とする曲が現在でも多い。アンデスのフォルクローレ音楽の中でも特にポピュラーな形式で、譜面にする場合は2/4拍子、4/4拍子、2/2拍子などで記される。本来は舞曲だが、踊りを前提としない曲も作られている。先住民の土着の音楽から、都会的な洗練された音楽まで極めて変化に富み、使われる楽器も、ケーナ、サンポーニャ、チャランゴなどのいわゆるフォルクローレに典型的な楽器から、ブラスバンド、ヴァイオリンやハープまで多岐に渡る。また、音楽自体はワイニョ/ワイノと同じでも、踊りの形式によって別の形式名が与えられている曲も数多くある。
世界遺産マチュピチュの写真で必ず映っているワイナピチュ(若い峰)と云う名のグループが演奏しています。 WAYNA PICCHU - El Condor Pasa
最初と最後に映っているのがマチュピチュの遺跡、そして途中に石垣だけの風景がサクサイワマン砦です。
中国の女子十二楽坊の演奏
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10月30日 さて、インカ帝国は中心部族がケチュア族ですが、インカ皇帝はアイマラ族から出ています。貴族などはケチュア族なので、皇帝と言えども絶対権力を持っていたようには見えません。また歴代の皇帝が亡くなっても、そのミイラが宮城にそのまま居座り、お付きの家臣達が、そのミイラを持ち出しては、自分勝手に行事を行っていた記録も在ります。 シーク(Sicu)はアイマラ語で、ケチュア語では「アンタラ」、スペイン語で「サンポーニャ」と色々な呼び名を持って居ます。
El Condor Pasa on
zampoñas
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後半はケーナなどの器楽演奏が中心です。 |
収録されています。手にしている笛はケーナでは無く、「ピンクージョ」 |
2010年11月11日
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2010年11月15日 Romance de viento y
quena Antonio pantoja
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ケーナの天才的な演奏家アントニオ・パントーハのCDです。勿論、「風とケーナのロマンス」は収録されています。 |
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2010年11月19日
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2010年11月27日
ケーナの可能性 quena latin jazz -
nestor torres
Imagine - Pan
Pipes Flute - John Lennon
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2010年12月 1日
ルーマニアの民族楽器の「ナイ」 世界的なナイの奏者ゲオゲ・ザンフィルの演奏です。 GEORGHE ZAMFIR Don't Cry for me Argentina 12月になりました。クリスマス気分を味わって下さい。 CHRISTMAS MEMORIES - Gheorghe Zamfir - Ave Maria Gheorghe Zamfir - Ave Verum (Pastele)
Spring in The Pamirs
highland I play pan flute in
china 海上花 - 排簫/Chinese
Bamboo P'ai-hsiao(Pan flute)吹奏版 独上西楼 / 杜 (排簫) 在水一方 - 杜
(排簫) |
2010年12月10日 笛の発達段階に於いて、前回のパンパイプとこのケーナとの間には、もう一つの種類の笛が存在しています。 その笛の後に作られたのが、管の上端に歌口を削って作り、フルートと同じ口の形で吹けば、音が出る構造の笛になります。 ケーナの仲間達は、こうして世界中の多くの地域で使われるようになりましたが、その音が出るようになるまでの訓練と、音の不安定さが嫌われて、歌口に一定の息が当たるように改良されたリコーダーの形の笛に淘汰される運命でした。 幸いな事に、アジア諸国ではリコーダータイプの笛がそれ程普及する事もなく、現在も各地で使われております。
中国の洞蕭(トンシャオ)
ケーナの仲間達 その2 日本の尺八
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2011年 3月20日 被災なされた方々には、救援の手が一刻も早く差し伸べられ、復旧が進みますように。 暫く更新休止していたこのページを復活させて戴きます。 今回、ご紹介するのは「ロス・カルチャキス」と云うグルッポ(グループ)です。 El condor pasa - La tinya - Los Calchakis
San Benito - Los
Calchakis
La vasija de barro - Los Calchakis 実は私が死んだ時に是非この曲を流して欲しいと思って居ます。
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2011年 5月 8日 南米のフォルクローレ(民俗音楽)のご案内 個人的に大好きなムシカ(Musica=音楽) 前回の更新から約一ヵ月半も経ってしまいました。 色々と忙しくなって皆様にフォルクローレを聴いて戴く機会を作れずに、大変申し訳無かったと思います。 ご紹介するのは今回も、 「土の瓶」と云うカント(Canto=歌)です。 私の大好きな曲の一つで、前回の最後に紹介させて頂いた「土の瓶」ですが、今回は映像の中で歌が始まった最初の頃に「土の瓶」が写っています。 これが曲の中で歌われている「フレスコ=素焼きの瓶」で、死者をこの中に入れて葬ります。 これに良く似た素焼きの瓶に葬る習慣が、日本では弥生時代から古墳時代の頃まで続いた地域があります。 いつもの様に青色の大きな文字をクリックすると、新しいページが開いて「youtube」の該当するHPに飛べます。 そのページで自動的に音楽が演奏されますのでお聴き下さい。 それでは私が大好きな「Los Calchakis = ロス・カルチャキス」の曲をお聴き下さい。 Los Calchakis - La vasija de barro もう一度、彼らの別の演奏をお聴き下さい。 グルッポのメンバーの皆さん歳を取ったなぁと思っています。 この演奏のボンボ(太鼓)の響きが好きです。 Los Calchakis - La vasija de barro どなたでもご存知の「アタウワルパ・ユパンキ」も上記の「土の瓶」を歌っています。 聞き比べてみて下さい。 とても若い時代の映像ですね!ユパンキ本人だと思えないほどです。 Atahualpa Yupanqui - Vasija de barro オリジナルの「土の瓶」と云う事ですが、どこがオリジナルなのか?と思っています。 Version Original - Vasija de Barro カント・アンディ−ノの演奏です。 ちょっと速いテンポなので、物悲しさを余り感じないのは私だけでしょうか? CantoAndino - Vasija de Barro バックが喧しいですが、エクアドルのグルッポ・シエムブラ(Grupo Siembra)です。 ロンダロールを使うのかと思っていましたが、しっかりとシークを吹いていますね? Grupo Siembra de Ecuador - Vasija de Barro ボンボ(太鼓)が乾燥したような音なので、重く悲しい感じを受けない印象ですね。 VASIJA DE BARRO 綺麗に歌われた「土の瓶」です。 グルッポ名は「Sonqo=ソンコ=心(ケチュア語)」です。 でも、この歌い方は私の葬送の時には遠慮したいと思っています。 しかし、シークが良い音を響かせていますね? Sonqo - Vasija de Barro 日本の尺八のような響きのQuenacho=ケナーチョ(低音用ケーナ)の演奏です。 古典的な演奏スタイルですね。 Quenacho - Vasija De barro ギターの演奏が良いですね。 グルッポ名は「Danzante Ecuatoriano=エクアドル人の踊り」??になるのでは?と思います。 Danzante Ecuatoriano - Vasija de Barro 前回も書き込みましたが、この歌の大体の日本語訳を下記に。 私が死んだら土の瓶に入れて下さい。 冷たい土の中に・・・。 先祖達もそうしたように土の瓶に入れて下さい。 如何でしたか?南米のアンデスの民俗音楽の音色は? |
2011年 5月25日 南米のフォルクローレ(民俗音楽)のご案内 個人的に大好きなムシコス(Musicos=演奏家) 再び私が大好きな「ロス・カルチャキス」と云うムシコス(Musico=演奏家)です。 この楽団(オルクエスタ=orquesta)のリーダーは、エクトル・ミランダ(Hector Miranda)は、アルゼンチン人です。 そして彼は画家で、ブエノスアイレスの美術学校を優秀な成績で卒業し、フランス政府の給費留学生としてパリに向かいます。 アルゼンチン在住時代に地方を巡った彼は、白人社会の都会では見ることも聴くことも出来ないインディオの民俗音楽に出会って心を奪われてしまいます。 フランス留学時には展覧会を制覇するほどの勢いで作品を出品して入選していました。 しかし、彼の心はフォルクローレに向いていました。アルゼンチンやパラグアイの音楽家と知り合って、彼は「ロス・カルチャキス」を結成するに至ったのでした。 留学期間が過ぎる頃に、彼らのレコードはミリオン・セラーになっていたのです。 音楽家になった彼は今なお演奏活動に活躍しています。 以前の記事で、スイス人の考古学博士がフォルクローレに狂ってしまい、コンフントを立ち上げて演奏家になってしまったのに似ていますね? 私もインカ考古学からフォルクローレに嵌まり込んだ人間の一人です。 彼らは白人なのに、インディオ以上にフォルクローレの良さを感じさせる彼らの演奏、私は好きです。 EL DIABLO SUELTO − Los Calchakis EL DIABLO SUELTO(直訳:解き放たれた悪魔)初めて聴く曲です。 軽やかなリズムをギターと木製チャランゴにあわせてケーニャが軽快に歌っています。 Fantasia Para Kenas − Los Calchakis Fantasia Para Kenas(直訳:ケーナのためのファンタジー)ケーナはケチュア語の為に、スペイン語の正確な綴りは有りません。 これも聴いたことの無い曲ですが、何故か古い時代を感じさせられる曲ですね? ESTUDIO PARA CHARANGO − Los Calchakis ESTUDIO PARA CHARANGO(直訳:チャランゴのための練習)最初のチャランゴの独奏が綺麗ですね。 Recuerdo azul − Los Calchakis Recuerdo azul(直訳:青色の思い出)この曲も聴いたことが有る様な無い様な感じの曲です。 シークの土臭い音が郷愁を感じさせられますね? CULLAHUADA − Los Calchakis CULLAHUADA(日本題名は「アイマラ族のお祭り」)・・・だったと思います。 最初にリズムの取り方を説明して居ますが、インカの音楽は複合リズムが多いです。 例えば八分の六拍子を三拍を一つにして二拍子、二拍を一つにして三拍子にします。 こうして曲の中で二拍子と三拍子とが平行して演奏されていきます。 Fiesta Aymara − Los Calchakis 上記の曲を検証するために「Fiesta Aymara=アイマラ族のお祭り」で検索して見ました。 上記の題名「CULLAHUADA」はケチュア語だと思います。 最近はケチュア語から遠ざかっていますので・・・。 こちらはケーニャの装飾音の多い賑やかな演奏です。 Amanecer Andino − Los Calchakis Amanecer Andino(直訳:アンデスの夜明け)これもインカの曲らしく途中で曲が変わります。 COPLAS DE MARZO − Los Calchakis COPLAS DE MARZO(直訳:三月のバラード)シークの響きを堪能させてくれます。 ボンボ(太鼓)も控えめながら、アクセントのある演奏を聞かせてくれています。 Kapullay − Los Calchakis このまま私が聴いたことが無い曲ばかりをご案内しそうになっていました。 この曲は「カプヤイ」と掛け声が入る賑やかなパサカージェ(Pasacalle=行進曲の一種)で始まり、その後にワイニョが続きます。 私の好きな曲の一つです。 Sonkoiman − Los Calchakis Sonkoiman(ケチュア語:私の心へ)以前にご紹介させていただいた演奏とは違って、これも素朴な演奏です。 私の大好きな曲です。 如何でしたか?南米のアンデスの民俗音楽の音色は? |
2011年 6月16日 南米のフォルクローレ(民俗音楽)のご案内 今回は気分を変えて、この曲を!! いつもの南米のインカ文明の民俗音楽から離れて、大昔に流行った曲のご案内を致します。 しかし、演奏している楽器にご注目を!!勿論、インカの民俗楽器・・ケーニャ・シーク・チャランゴ・ボンボが使われています。 私のこのシリーズの記事を読まれていらっしゃる方々は、もうこれらの楽器をご存じですね? このフォルクローレシリーズ記事に何回もいらっしゃって下さっている皆様は、私がインカ文明に狂っている事はよくご存じですね? これを公開すると、「本当にこの人は狂っている!」と思われると・・・覚悟しながら・・・。 これは私のポンチョ(貫頭衣)で、インカのインディオが着ている民族衣装です。 我が国では弥生時代の衣服になります。 「ちょっと違うのじゃないの?」と思われた方は、考古学にご関心が御座いますね! 日本の弥生時代のポンチョ(貫頭衣)は、腰の辺りに紐で結んでいました。ですから見え方は違いますが、基本的には同じ形です。 そしてこれは、チュクジュ(インカ帝国の中心部族のケチュア語)で、スペイン語で「パサ・モンターニャ(=防寒帽=山を越える時の帽子)」とも呼ばれています。 学生の頃は、ポンチョを着てチュクジュを被り、ケーニャやシークを吹いていました。 ボランティアで養護施設やハンセン氏病(ライ病)の国立療養所にも、ボランティアグループのリーダーとして行っては、勝手に笛を吹いていたものです。 今になって考えると、迷惑だったのではと思って居ます。 話をフォルクローレに戻します。 LLorando se fue en escenario - Los Kjarkas 大昔に日本でも・・・どういう訳か日本語の歌になって流行っていましたね? 正確にはこの曲はインカのフォルクローレではありませんが、この様に民俗楽器でそれぞれの曲を演奏する事が多いです。 最初に紹介致しましたこのグループ「Los Kjarkas」が、この「LLorando se fue」を作って世に出したと言う事です。 Llorando se Fue - Los Kjarkas 上記と同じ曲ですが、映像は無視して下さい。 シークやボンボ、チャランゴなどが良いハーモニーを醸して居ますね? インカのフォルクローレではありませんが、私の好きな曲の一つです。 Llorando se Fue/ Rumba Lambada - Kawsak 大好きだって言いながら、当時の日本語のこの歌の題名を忘れてしまっていました。 Lambada(ランバーダ)だったのですよね? 学生時代に社交ダンスをやっていて、ラテン種目も好きでした。勿論ワルツやクイックステップなどの近代五種(スタンダード)も好きだったですが・・・。 チャチャチャや、特にこの曲のようなルンバを踊っていて、リズムが心と体にマッチしているように感じ、楽しかったのを覚えています。 ?DON OMAR COPIA A "LLORANDO SE FUE" DE LOS KJARKAS? この曲を紹介している番組ですが、Lambada(ランバーダ)がインカのワイニョのリズムから来ていると言っています。 確かに、他でもこの曲がフォルクローレとして紹介されているケースもありますが・・・・。でも、個人的にはルンバの一種だと思います。 確かにLos Kjarkasの演奏するシーク(パンパイプ)が刻むリズムに、それらしく感じますが・・・。 The Lambada ORIGINAL Music Video Clip (Llorando Se Fue) - Kaoma 世界中に流行したLambadaの原点が、カオマが歌うこの曲です。 Lambada (Llorando Se Fue) - Wilkins これが正調のLlorando Se Fue(泣き叫ぶ左翼=直訳)です。 ルンバらしい響きのリズム感が踊っている曲です。 Lambada (Arabic copy)アラブ風ランバーダ 面白いですが・・・・。・・・・。 ランバダ - 石井明美 当時、日本で流行っていたのがこの歌手の歌なのかどうかを、私は知りません。 でも、ここで取り上げた以上、日本語の歌も・・・。 題名が「ランバダ 」でランバーダで無いのですね?それにLambada(ランバーダで)は、ルンバの曲の一つのジャンルの筈・・・それが曲の題名に??? インカの民俗音楽は、失った大帝国の面影や貴重な文化遺産を征服者に破壊された・・インディオの深い悲しみが滲んできているように思います。 このフォルクローレのシリーズで、少しでも明るい気分になって戴く為に、ちょっと路線を外れてみました。 高校生や学生の頃に、スペイン人とインカ帝国の話をすると、彼らは征服者の末裔なので・・・・。厭な顔をしていたのを覚えています。 しかし、インカの楽器達の可能性を良く示していると思いませんか? |
2011年 9月 3日 南米のフォルクローレ(民俗音楽)のご案内 インカ帝国の正式な名称をご存じですか? インカ帝国の名称は、インカ帝国の中心部族のケチュア族のケチュア語で「TAWANTINSUYU タワンティン・スージュ or タワンティン・スーユ」と言います。 その意味は四つの州、もしくは四つの国・・・・・つまり四国と云う意味になります。 何となくその意味が・・・四国・讃岐の国・丸亀藩に住んでいる私にとって、とても身近に感じる国名です。 四つの州(国)(スージュ or スーユ)は、チンチャイ・スージュ、コリャ・スージュ、アンティ・スージュ、クンティ・スージュの四つの州になります。 通称としてインカ帝国と呼んでいますが、「インカ」とはケチュア語で「皇帝もしくは王」を意味していて、インカ帝国と呼ぶのは妥当ではありません。彼らを征服したスペイン人が、「インカ」をケチュア族、そして彼らの国の名として呼び始めたのが、そのまま現代まで続いている訳です。 今回は説明など入れずに、皆様にタワンティン・スージュの雰囲気を味わって戴きたいと思います。 TAWANTINSUYU SARTANANI - TAWANTINSUYU この動画の真ん中を過ぎた所でトウモロコシやじゃが芋が写っていますが、南米インカのがこれらの原産地で、元々はもっと小さな作物をここまでに大きく改良したのもプレインカ文明です。 AMA BOLIVIA - Tawantinsuyu llamerada Ayllu - Tawantinsuyu sukuri cariquima - Tawantinsuyu |
世界の民俗音楽へのお誘い インドネシアのバリ島やインドの古代音楽などをご案内致しております。 |
我が青春の時を思い出して 私の学生時代の懐かしい混声合唱団の思い出などを書き記しました。 |
研究者の独り言 私の研究やライフテーマについて呟いております。宜しかったらお越し下さい。 |
私の出張記 北海道へ実験に行った時の写真集です。有珠山西山火口群の写真が殆どですが・・・。 |
東京ディズニーランド 出張編 決してディズニーに出張した訳ではありません。是非ご覧下さい。 |
夫婦二人旅 北海道編 私達夫婦だけの北海道旅行写真集です。 |
丸亀城 紫雲出山 紅葉の名所 小豆島の寒霞渓 香川県各地の写真集です。 |
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