私の小説の舞台:紫雲出山 (しうでやま) 


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 私の考古学小説「浦島太郎って誰?」の片一方の舞台である香川県三豊市詫間町の荘内半島に聳える「紫雲出山;しうでやま」の全景です。

 小説の中でも説明致しておりますが、この山の頂上部には弥生時代中期の「高地性環濠集落」が存在しています。

 写真の向かって左側がその弥生時代当時は細い水道になっていて、この紫雲出山は島だったことが確認されています。

 向かって右手は半島の先端部分になります。

 何故この様な陸地から僅かに離れた島の山の頂上に集落を築いたのでしょうか?

 それは魏志倭人伝にも書かれていますが、倭国(日本)は小さな集落=国同志で争っていたからです。
 平野で環濠集落を造ったとしても、他の国から多くの人から攻められたら一溜まりもありません。
 そこで、この山の頂上に高地性環濠集落を造った人々は、安全な国とする為に平野に造るより、不便な島の山の頂上に環濠集落を築いたことになります。

 そして、この山の周辺には「浦島太郎」の伝説が色濃く残っているのです。
 浦島太郎が生まれた「生里」、石を積み上げていた「積」、玉手箱を開けた場所の「箱」・・・・。おとぎ話に登場する場面の地名がもっと多く在ります。

 さて、では竜宮はどこに在ったのでしょうか?
 私が子供の頃には徳島県の箸蔵寺の下の国道に面した所に、竜宮城の門そっくりな建物が在りました。そこで年一回、浦島太郎の子孫と、ミス乙姫、そして日和佐で捕獲した海亀をここまで運んでデートしていたそうです。
 現在はその浦島太郎の子孫は絶えてしまい、竜宮城そっくりな建物も取り壊されたので、その様なイベントは行われておりません。


 先日、この紫雲出山に行く機会がありましたので、頂上部の写真を掲載させていただきます。 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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