シーズーの愛犬ジャッキー日記 

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2011年 5月 

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  以前から探し求めていたこの記事のコピーと、写真が出てきました。
 2008年の5月に死んでしまった、グレートピレネーのイヴの記事と写真です。
 徳島県警の警察報の記事にも書いてありますが、香川県のペット繁殖業者が、大型犬ばかりを24頭遺棄した時のことでした。その時に警察と保健所、犬訓練所に分けて一旦保護されていたのですが、全国からの問い合わせで、次々と引取先が決まっていって居たので、心配しながらも安堵していました。
 しかし、最後の二頭の引き取り手が見つからず、毎日、確認の電話を入れていたのですが、このままでは殺処分されると思い、慌てて預かりに行きました。
 それから、丁度一年後のその日に、警察署を訪れて、イヴの近況報告をしてきました。その時の様子が、この記事と写真なのです。
 NHKの「クローズアップ現代」で、2009年8月5日(水)放送の「 ペットは泣いている 〜激安競争の裏側で〜」でも取り上げられていましたが、多くの方々がこの様な飼育放棄や悪徳繁殖業者の事をご存じ無いと思います。 
 この様に、私達の目に触れない所で、年間に何十万頭にも及ぶ犬達が、殺処分されています。この現状を皆様に知って戴きたいと思って「僕たちを判って!」を書き上げて、発表した訳です。この、エッセイの第4話に登場するのが、このイヴで、他にも不幸な一生を終える犬達や、幸せに一生を終えることが出来た犬達を描きました。
 このブログを読んで下さっている方々には、必要の無い本ですが、犬のことを知らずに安易にペットショップで購入し、要らなくなったからとゴミのように棄てる人達に是非読んで貰いたいと願っています。
 この本は電子ブックですので、ご購読戴くには電子書籍をダウンロードして戴く事が必要となります。また「でじブック形式」はでじブックリーダーのインストールも必要です。PDF形式は殆どのパソコンで読める形式ですが、パソコンによってはアドビのリーダーが必要になります。
 書籍は下記の販売リンクから、購入、ダウンロード出来ますので、宜しくお願い致します。
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2011/05/04
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面白くない僕 

ゴールデンウィークなのに

 こんにちは、ジャッキーです。

 世の中がゴールデンウィークって言うのに、僕は毎日詰まらない日々を送っています。

 僕の大好きな一番上のお兄さんは研究が忙しいと言って、お家に帰って来ていません。お姉さんもそうです。
 昨日、お母さんが「子供達が居ないGWって、こんなに静かなのね?」と寂しそうに言っていました。

 以前にお兄さんと電話で話した時に、「ジャッキー、ゴールデンウィークには帰るからね!」と言われて、僕はずっと楽しみにしていました。

 でも・・・・。お兄さんは帰って来ません。
 お母さんもお父さんも忙しいそうなので、「東京へ連れて行って!」と頼む事も出来そうにありません。

 昨日(3日)から丸亀お城祭りが始まったそうです。
 お父さんはお城祭りの始まりを告げる花火が鳴ると、お出掛けの準備を始めました。
 「お父さん?どこへ行くの?僕も付いて行っても良い?」って聞いたのですが、返事が有りませんでした。

 僕を置いたままお父さんが出掛けて一時間以上経って、やっとお父さんが帰って来ました。
 僕は拗ねていたので、お父さんのお出迎えはせずに居間でふて寝をしています。

 お庭でお母さんとお父さんが話している声が、僕が居るこの居間にも聞こえてきます。
 「どう?良い子が居た?」
 「イヤ、今年は全然居無かったよ。」
 「そうなの?去年は良い子が居たの?」
 「イイヤ、去年は行くのが遅くなって、もう既に行き先が決まって、一人も居なかったんだ。」
 ???「良い子って?」僕は話を聞いていて、つい耳を澄ませました。
 「残念ね!ジャッキーちゃんの弟か妹が出来るかと思ったのに・・・。」
 「僕の弟?妹?」僕は首を傾げたままお母さん達の話を聞き続けています。
 「愛玩犬の里犬が居たら良いと思っていたけど、一頭も居ないのでは・・・。」
 「そうね、またの機会に良い子が居たら引き取りましょう。」
 お父さんは丸亀お城祭りで「飼育放棄された犬の里親募集」に行ったらしいです。

 僕は小型犬でも良いけど、グレートピレネーのイヴの様に優しくて大きな犬が良いと思っています。 

代筆者:お父さん

2011/05/05
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続;面白くない僕 

お仕事をしたかったのに!

 こんにちは、ジャッキーです。

 今日の真夜中の二時前に僕は目が覚めました。
 「お父さんはもう起きてしまってベッドに寝ていないのだろうなぁ?」と思いながら、僕はお父さんのベッドに入りました。
 「ん?!!」お父さんは疲れていたのか、未だ寝て居ます。
 「お父さん!起きる時間ですよ!起・き・て!」
 僕は優しくお父さんを起こして上げます。
 でも、本当に疲れているのか、お父さんは起きられないようです。
 「お父さん?起きられないの?」
 返事も起きても呉れません。
 僕はお父さんの枕の上にお父さんの頭を押し退けながら上がります。
 僕が枕の上に上がると、僕は横になって手と足を思いっ切り伸ばしました。
 勿論、僕に押し退けられたお父さんの頭は勢い良く枕から落ちてしまいます。

 「ジャッキー?どうしたの?」
 お父さんはやっと目が覚めると、僕に驚いたように聞いてきました。
 「お父さんを起こして上げたの。」
 と言いながら、僕は自分のベッドに戻ります。

 僕はお父さんが二階の書斎へ降りたら一休みして、次はお母さんを起こして上げようと思って居ました。

 でも、お父さんが・・・。僕を抱いて一階へ連れて行きます。
 「お父さん!僕、お母さんを・・・・!」
 僕はお母さんを首を伸ばして見続けながら、お父さんに言いました。
 しかし、僕の言い分は無視されて、一階の居間へ・・・。

 お父さんが二時に起きるようになってから、僕は二時半までにお母さんを起こすようになっていました。
 でも、お母さんは一時頃に寝て居るので、睡眠不足に・・・。
 「ジャッキーちゃんが起きて居たら、その時は一階へ連れて下ろして!」って、お母さんがお父さんに頼んでいたようです。

 昨日に続いて、僕は面白くないだけでなく、大切なお仕事の一つが出来ませんでした。
 今日一日、僕はストをするつもりです。

代筆者:お父さん

2011/05/06
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大好きな鶏の肝の水煮とフードを食べて物足りない僕 

気分の良い朝

 こんにちは、ジャッキーです。

 今朝は起きた時からとても気分が爽快です。
 どうしてかと言うと、良く寝られたから・・・・。

 お父さんが二ヶ月前から急に二時起きる様になって、僕もお父さんを起こして上げる為に出来るだけ早起きをしていました。
 でも、殆どお父さんが起きてから僕の目が覚めるので、僕の起こす矛先は、一時頃に寝付いたお母さんを起こしてしまう事になっていました。
 それで、お母さんから怒られる事は有りませんでしたが、お母さんの機嫌が悪い時が多く有ったのです。

 今日の真夜中にも僕は目が覚めたのですが、お父さんがとても疲れているようで、起こしてあげるのがとても可哀想だと思いました。
 それで一旦はお父さんのベッドに入りましたが、そうっと自分のベッドに戻る事にしました。
 どうしても起きなければいけないのだったら、お父さんは自分で起きると思ったからです。

 結局のところ、お父さんは五時前まで起きられなかったようで、僕が目が覚めた時はお母さんまで居ませんでした。

 僕は久し振りにゆっくりと寝る事が出来、起きてからは庭に出して用足しが済むと、僕の大好きな鶏の肝の水煮がトッピングされていたフードが待って居ました。
 勿論、僕は喜んで食べましたが、フードだけ残ってしまい、何だか他の物が欲しくなっていたのです。
 その時の僕を写したのがこの写真です。
 この後、お母さんが僕の不満そうな顔を見て、昨日の夜に焼いたお母さん手作りのパンを千切って持って来てくれました。
 僕はお腹が一杯になって、お父さんが居る二階の書斎へ・・・。

 書斎の僕の座布団をベッドメイキングして、ゆったりと気分の良い一日を過ごせると思って居ます。

 皆様へのお願いが有ります。僕のお父さんが書いたエッセイや小説が、東北地方太平洋沖地震被災地支援金として、電子書籍購入代金の全額を電子出版社「でじたる書房」さんのご厚意で、赤十字社に寄付される事になりました。
 僕も、エッセイ「
僕たちを判って!」(420円)の最後に登場しています。
 それ以外に「
浦島太郎って誰?」(735円)も同様に書籍購入代金が寄付されます。この機会に購読して戴き、支援金としてご協力を戴ければ、僕ジャッキーも「僕たちを判って!」に登場していますので、読んで下さったらとても嬉しいです。
 それから、4月20日に新しい作品「
この子達と共に歩んで」(315円が出版されたそうです。これは、お父さんが学生の頃に始めたボランティア活動のエッセイだそうです。
 ご購読をお願いします!!
 下記のリンクより「でじたる書房」のサイトにお越しになって、ご購入下さい。
 宜しくお願い致します。
 書籍購入に依る被災地支援金募集は5月9日までになります。
 お気に召しましたら、それまでにご購入頂ければ幸いです。

 でじたる書房被災地支援賛同作品一覧

 皆様ご協力有り難う御座いました!御陰様で多くの方から買って戴き、僕もとても嬉しいです。これからもお父さん(亀山築城)の作品を宜しくお願い致します。

代筆者:お父さん

2011/05/09
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お兄さんからのプレゼント?!と聞き耳を立てた僕 

母の日のプレゼント

 こんにちは、ジャッキーです。

 これから書く事は昨日の事です。

 昨日はお風呂に入る日でした。ここ最近、お父さんの体の調子が悪くて、土・日曜日にお風呂に入れなかったのです。
 でも、昨日は元気だったみたいでお風呂に入れて貰えました。

 まだ毛が半乾きの時に、宅急便の人が来ました。
 僕のドライヤーは止まって、お母さんは何だか嬉しそうな顔になりながら、小包を開け始めました。
 お父さんがお風呂から出て来て、「どこからの荷物?」とお母さんに聞きます。
 「○○○から母の日のプレゼントを贈って呉れたみたいです。」
 僕がお母さんの言葉に振り返った時、カメラのストロボが焚かれたのです。

 大好きな一番上のお兄さんの名前と、「プレゼント」と言う言葉に、僕は反応しました。
 お母さんが開けようとする箱に飛び付くと、まず匂いを嗅いでみます。
 でも、お兄さんの匂いはしませんでした。
 「お母さん!早く開けて!それは僕にお兄さんが呉れたプレゼントよ!」
 僕は大きな声で早く開けてと催促します。

 箱から出て来たのは・・・花・・・でした。

 「????」
 僕はお兄さんが送って呉れたのだから、この花はきっと美味しい食べ物だと思ったのです。
 農学部門食味学専門の研究者である僕は、迷わず大きな口を開けると、その美味しそうな花を囓ろうとしました。
 口の中に花が入ったと思った時、目の前の花が机の上に行ってしまったのです。

 「お母さん!それは僕の!」
 と抗議しましたが、花は僕の所に戻ってくる事は有りませんでした。
 
 でも、お兄さんが僕の為に送って呉れた事を知っただけでも、僕にはとても幸せで嬉しく感じています。

代筆者:お父さん

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真夜中の一時に起きると眠い僕
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朝御飯を待って居る僕
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朝食にお母さん手焼きのパンを食べる僕 

フライングだったの?

 こんにちは、ジャッキーです。

 今日もお父さんを起こして上げました!

 でも・・・・・お父さんは喜んで呉れて居ない様に、僕は・・・・感じています。

 真夜中の一時過ぎに僕は目が覚めました。
 お父さんのベッドに入ると、お父さんは未だ寝て居ます。
 お仕事が出来る!と僕は喜んで起床ラッパを吹く様に、お父さんの耳元で「起きて!起きる時間になったよ!」と高らかに言ったのでした。
 お父さんはちょっと眠そうな顔で起きると、枕元の時計を手にとって・・・・。
 「ジャッキー、まだ一時じゃないか!もう少し寝させて!」
 と、布団を頭から被ろうとします。
 そんな我が儘は許しません!
 「起きて!起きて呉れないと両手叩きをするよ!」
 お母さんは、お母さんの頭を僕の両手で叩く攻撃に耐えられずに、直ぐに起きて呉れます。
 お父さんは逃げるのが上手なので、僕は身構えて攻撃態勢に入りました。

 でも、ムクっと起きあがると、僕を抱き上げます。
 「えっ!今日も?お母さんを起こせなくなるの?」
 僕は平和主義者なので無抵抗でお父さんに抱かれて一階へ下ろされました。

 暫く一階の居間で居たお父さんは、二階へ上がって行ってしまいます。
 僕は一人寂しく居間に取り残されてしまいました。
 時々、亀の水槽から目が覚めた亀が僕を見ようと動く音が聞こえます。
 でも、亀なんかに僕の寂しい気持ちなんか判って呉れないと思いました。
 しかし、今回も起こすのが少し早かったかな?と、僕はちょっとだけ反省しています。

 真夜中の一時から起きて居ると、本当にお腹が空きますね?
 お父さんもお腹が空いたのか、お母さんに早く食べたいって言っています。
 僕も食堂に来て、じっと待機していました。

 今朝のご飯は、昨日の夜に焼いたお母さん手作りのバターロールです。
 ご機嫌斜めだった僕は、このパンで機嫌を直し、お代わりとして二個も食べてしまいました。
 「ジャッキーちゃん、どうして人間と同じ量を食べるの?食べ過ぎですよ!」
 と、お母さんが言いますが、美味しい物はうどんと一緒で「別腹に入る」のです。

代筆者:お父さん

P.S.僕の写真集が有ります。本当だったら日記で使う写真で、ここで掲載していない沢山の写真がどんどん増えています。今日の写真も追加されて居ますので是非ご覧下さい!下記のリンクからお越し下さい。リンクをクリックして戴くと、新しいページが開きます。
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研究者の独り言 

2011/05/14
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お父さん監視中の僕 

忙しいお父さん

 こんにちは、ジャッキーです。

 お久し振りです。暫くお父さんが忙しいのと、頑張りすぎて体の調子が悪かったので、僕の日記を書いて貰えませんでした。

 お父さんは小説を完成する為に、一生懸命になっていました。
 その為に無理をして体力を使い果たしたのと、僕が真夜中に目が覚めるとその度にお父さんを起こして上げたのが悪かったみたいです。
 僕には目が覚めた時の時間が判りません。だからお父さんが起きる時間になっていると思って、多い時は夜中に五回ほど起こして上げる事も有りました。
 それで、無理をした上に寝不足になったので、身体を壊して風邪まで引いたみたいです。

 お母さんは僕が何回もお父さんを起こしたのを知っているので、「別居命令」を僕に出したのでした。
 最初は一階の階段下で、お父さんのお迎えを夜の20時になると待つようにしていましたが、お父さんがとっくに寝てしまっているのに気が付いてからは、僕は素直に一階の僕の寝床で寝るようになりました。
 お母さんは本当は僕をお父さんと一緒に寝させたいみたいで、僕に何回も「三階へ行って寝たい?」って聞いて呉れます。
 でも、昨日は僕も疲れ果てて、いくら言って呉れても僕は目が覚めなかったそうです。

 ところで、今回のお父さんの作品は、「屋嶋の禿げとその兄達」と言う題の小説らしいです。
 日本三大狸の一匹「屋嶋の禿げ こと 太三郎狸」の物語を描いたそうで、僕は少しも登場しないそうで面白くありません。
 長編小説「遙かなる大空」や「僕たちを判って!」には、僕も出ているのに・・・・。狸の物語だから・・僕には用が無かったらしいです。

 時々、咳をするお父さんを心配しながら、お父さん監視をしています。

代筆者:お父さん 

2011/05/16
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イチゴの出来を確認している僕 

只今別居中!

 こんにちは、ジャッキーです。

 お母さんが毎晩、僕に言います。
 「お父さんが三階へ上がってしまいますよ!ジャッキーちゃんも一緒に行ったら?」
 僕は毎日、聞こえなかった顔をして、お母さんの言葉を無視します。

 僕が暑いと言ってもエアコンを未だ点けて呉れないのでは、僕は暑くて眠れません。
 それに、お父さんを起こして上げないと思って居たら、一時間毎に目が覚めてぐっすりと眠れないのです。
 お母さんから言われた「別居命令」は、実際に別居すると、一階の居間は涼しくて、お父さんを起こして上げなくても良いので、僕はゆっくりと朝まで熟睡出来ます。

 最初は寂しくて、階段下で泣き続けて居ましたが、一人で寝るのに慣れてしまったら、こっちの方が楽なので気に入りました。
 でも、お母さん達が暑くて我慢出来なくなった頃には、僕もエアコンの効いた部屋で寝たいと思って居ます。

 先程、庭に出して貰いました。
 HPの写真集に載っていますが、ミニトマトは未だ花だけで実が出来ていません。
 イチゴは幾つか赤くなっていますが、殆どが緑色でした。
 サクランボの実は全部収穫して、食べてしまいました。

 お父さんは出版社に電子書籍のデータを送るので、今日も忙しいみたいです。
 今度の本は「屋嶋の禿げとその兄達」と言う題名で、早ければ金曜日から販売されるかも知れません。
 日本三大狸の屋嶋の太三郎狸の物語だそうです。

代筆者:お父さん

2011/05/19
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朝食後の身繕いをしている僕 

朝御飯も食べたし・・・

 こんにちは、ジャッキーです。

 一昨日の夜、久し振りにお父さんに居間から拉致されて、三階の寝室で一緒に寝る事が出来ました。

 僕はお母さんやお父さんを起こしてあげる大事なお仕事が出来ると、とても喜びました。

 一回目に目が覚めた時・・・「まだ起こして上げる時間じゃ無いなぁ?」
 二回目に目が覚めた時・・・「う〜〜〜ん、どうしよう?まだ時間が来ていないように思える。」
 三回目に目が覚めた時・・・「お父さんを起こす時間だ!よし!起こすぞ!」
 と、僕はお父さんを起こしに掛かったのでした。

 でも、お父さんはとても辛そうな声を出します。
 「お父さん!起きる時間になったよ!起きて!!」
 僕は容赦なく起こします。
 暫く格闘の末、お父さんはやっと起きて呉れました。
 でも、僕を抱き上げます。
 「えっ!お母さんも起こすのに・・・待ってよ!」
 ふと、お母さんのベッドを見ると・・・お母さんが寝て居ません。
 僕は背中に冷たい物を感じました。

 お父さんに抱かれて一階の居間に・・・。
 思った通りにお母さんが起きて居ます。

 「あら?どうしたの?こんな時間に?」
 「ジャッキーが起きろって喧しくって寝られない。」
 「ジャッキーちゃん、まだ夜の11時よ、起こす時間じゃないでしょう?それにお父さんが寝てまだ三時間しか経っていないのよ。」
 僕は首を項垂れて、お母さんの言葉を聞いています。
 居間の床に降ろされた僕は、言われていないのに自分の寝床へ・・・。

 昨日はお父さんは寝不足でとても疲れているようで、お昼からはダウンしてしまいました。
 今度、僕でも判る時計を買って欲しいと思いました。
 昨日は自分から先に居間で寝る準備をして、一人で大人しく寝ました。

 やはり、起こしてあげるお仕事は難しいですね?

 ところで、お父さんが面白い音楽を見付けたそうです。
 「もう一つのグレゴリオ聖歌?」と言うページでご案内致しております。
 上記の題名をクリックして下さい。画面がそのページに切り替わります。

代筆者:お父さん

2011/05/23
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今日は涼しく寝られて居る僕 

土砂降りの雨が

 こんにちは、ジャッキーです。

 真夜中の二時半過ぎから、バケツをひっくり返したような雨が降っていました。

 僕が用足しにお庭に出ようとした時、一番強い雨降りだったように思えます。
 それでも、いつもだったらじっと我慢して用足しをしなかった僕が、雨の中を庭に飛び出すとちゃんと用足しを済ませ、カーポートの方まで走ったりして遊びました。
 これまでは、雨が降ると数日間はお家から出る事をしませんでした。
 ですから、いつも膀胱炎になってしまい、お母さんに心配をかけていたのです。
 僕は出来るだけ我慢しないようにして、膀胱炎にならないようにしようと思いました。
 今年に入ってから、僕は雨が降ってもお庭に出して貰って、用足しを済ませます。

 お家にはいると、お母さんが真っ先に僕が用足しが出来たのかどうかをお父さんに聞いています。
 僕はその様子から、お母さんが僕の事をとても心配して呉れて居るのが判りました。

 出来るだけ良い子になろうと思って居ます。でも、噛み付く時は噛み付きますが・・・。

代筆者:お父さん

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2011/05/24

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お母さんが焼いて呉れたカステラを食べている僕



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カステラを食べたけど朝御飯を待って居る僕

今日の朝御飯は?

 こんにちは、ジャッキーです。

 今日、僕はとてもご機嫌です。
 それは、昨日の夜にお母さんがカステラを焼いて呉れたからです。
 その時間はお母さんと僕だけが一階で居て、お父さんはとっくに寝てしまっていました。

 焼き始める前の、粉を練っている時から、敏感な嗅覚を持って居る犬なので、お母さんが何を作ろうとしているかが判ります。
 僕は台所でしっかりと「お母さん監視活動」に就きました。

 オーブンで焼き始めると、あの甘ったるい匂いが・・・・。
 僕はじっとお座りをしてカステラの焼き上がりを待ちます。

 焼き上がってオーブンからカステラが出て来ると、僕は試食を要求しました。
 「ジャッキーちゃん、まだ熱いからもう少し待ってね?」
 お母さんはそう言いますが、僕は待ち切れません。
 「お母さん、早く食べさせて!」
 「待ちなさい!」
 「でも、ちょっとだけで良いから!」
 「駄目!火傷するわよ!」
 「大丈夫だって!僕は猫舌じゃなくて、犬舌だから!」
 「判ったわ!熱いから気を付けるのよ!」
 「あ〜〜〜〜ん!」
 僕は少し熱くても食べられます。
 お母さんに焼いて貰ったカステラは、甘くて柔らかくて美味しいです!!

 今朝、お母さんがお父さんに、
 「カステラを昨日焼きました。召し上がって下さいね。」
 僕は聞き耳を立てます。
 頃合いを見計らって、僕はお父さんのところへ・・・。
 「お父さん!何を食べたの?僕には判るよ!お父さんだけなんて、ずるい!」
 僕はお父さんの口の近くに近付いて、カステラの匂いを確認します。
 そんな僕を見たお母さんが、
 「ジャッキーちゃんにカステラを食べさせてやって下さい。」
 「やった!!」
 僕はお父さんからカステラを貰えるのをお座りをして待ちました。
 でも、お父さんは二階へ・・・・?
 お父さんはカメラを片手に下りて来ました。
 待ちくたびれて伏せていた僕の鼻先に、甘い匂いが!
 迷わず、パクっと大きな口でその甘い物に噛み付きます。
 その途端にストロボが焚かれました。

 カステラを貰ってもお腹が一杯になりません。
 讃岐の地ではこの事を「別腹に入る」って言います。
 美味しいうどんは別のお腹に入るので、幾らでも食べられると言う意味です。
 同じ様に僕も美味しい物だったら、幾らでも食べられます。

 僕の食器にはドッグフードしか入っていませんでした。
 だから、僕はお母さんに「朝御飯を頂戴!」光線を浴びせます。

 お母さんは手早く僕が大好きな鶏肉の卵とじを作ってドッグフードの上に・・・。
 親子丼でなくて「親子ドッグフード」です。
 僕の大好きなメニューです。

 こんな事が有ったので、僕はとてもご機嫌な一日になっています。

代筆者:お父さん 

2011/05/25


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ちょっとだけ不機嫌な僕



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お母さんが焼いたパンを頬張る僕

選択を間違えた?僕・・

 こんにちは、ジャッキーです。

 今朝は少しだけ不機嫌な僕です。
 それは昨日の夜の事でした。

 お母さんがパンを焼こうと、生地の成形をしています。
 鼻の良い僕は当然の事、お母さんがパンを焼いて呉れるのが判っていました。
 じっとパンが焼き上がるのをワクワクしながら待って居た僕に、とんでも無い事が起きたのです!!

 お父さんが、「ジャッキー、三階へ行って一緒に寝るかい?」
 僕の頭の中には、咄嗟に上皿天秤型の秤が浮かんできます。
 片方には、お母さんの焼き立ての美味しいパン。
 もう片方には、お父さんと一緒に寝て居る僕の寝姿。

 ・・・・・・。暫く考え込んでしまいました。
 悩み抜いている時、もう一度、悪魔のようなお父さんの言葉が・・・。
 「ジャッキー、一緒に寝ないのか?」
 その言葉に僕は反射的に尻尾を振って立ち上がったのでした。

 お父さんは僕を抱いて、三階へ・・・。
 お母さんの背中・・美味しいパンを焼こうとしているのが、目の片隅に見えます。
 「食べたい!」と思いましたが、もうどうしようもありません。

 三階でパンが焼けたら、お父さんに頼んで一階へ下ろして貰おうと思いました。

 「お休み、ジャッキー」
 その声に、僕も自分のベッドで寝る準備を始めます。
 ・・・・そのまま寝てしまったようでした。

 ふと目が覚めると、寝室に美味しそうな焼き立てのパンの匂いがします。

 僕は慌てて、お父さんを起こしました。
 「お父さん!一階へ下ろして!」
 お父さんは眠そうな顔で、僕を抱き上げると一階へ向かいます。
 お母さんのベッドに目をやると、お母さんの寝顔が!!

 僕は首を項垂れたまま、一階へ下ろされました。
 誰も居無い一階で、僕はパンを貰える事もなく、寂しく一人で寝る事に・・・。

 今朝はお父さんが下りてくると直ぐに、
 「お父さん!お母さんが焼いてくれたパンを食べたい!」
 待ち焦がれたパンを口に含むと、あの焼き上がりの香ばしさが感じませんでした。
 美味しいけど、やはり焼き立てのパンが良いなぁと、昨日の夜の事を悔しく思った僕でした。

代筆者:お父さん 

2011/05/30
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お父さん監視に頑張っている僕 

今日は元気になったの?

 お早う御座います、ジャッキーです。

 皆様ご無沙汰を致しておりました。僕のお父さんが今回は本気になってダウンしてしまい。僕も心配しながら看病をしていました。
 今回は「フランドルテープ」を多用して、無事やり過ごせたようです。

 26日の朝から体の調子が悪くなったらしいのですが、お母さんが居る間は元気そうにしていました。
 ですから僕もお父さんはいつもと同じで元気なのだと思って居ました。
 でも、お母さんが出掛けると、お父さんは僕を残して三階へ行ってしまいます。
 寂しいなと思いながら、お父さんが一階へ下りて来るのを待つしかありませんでした。

 結局、お母さんが帰って来る18時まで、お父さんは三階で居ました。
 お家に帰って来たお母さんは、お父さんが二階にも一階にも居ないので不思議に思って三階へ上がったそうです。
 慌てて一階へ下りて来たお母さんは、一階の部屋に布団を敷き始めました。

 僕はその時に初めて、お父さんの調子が悪くなったのが判ったのでした。
 それから僕は看護犬として、お父さんに付き添ったのです。

 僕の看護活動の様子は僕の写真集でご覧下さい。左のリンクをクリックすると画面が切り替わって、写真集の画面になります。

続く:
 
代筆者:お父さん

2011/05/31

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お父さん看病の為に徹夜した僕

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どうしても眠たい僕

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お父さんの枕元で居る僕

看護研究者(犬)ジャッキー

 こんにちは、ジャッキーです。

 昨日の日記の続きです。

 お父さんがフラフラしながら一階へ下りてきた時の僕の表情。
 「ジャッキーちゃんの顔色が変わったわね!」
 と、お母さんが言うほど、僕は毛むくじゃらの顔なのに、お父さんの姿を見て真っ青になりました。

 お父さんが布団に横になると、僕は直ぐに駆け付けようと思いましたが、足が前に進みませんでした。
 それは、お父さんの傍に行ってあげたくても、もしかしてもっと身体の調子が悪くなってしまうのでは無いかと思ったからです。

 僕は様子を見ながら「ダルマさんが転んだ!」をして、少しずつお父さんの布団に近付いて行きました。

 夕食が済んで、お父さんは眠りに就いています。
 僕はお母さんが三階へ行くと、お父さんの枕元へ行って心配そうな顔で、
 「お父さん、大丈夫なの?どこか痛い?何かしてあげようか?」
 と、小さな声で聞いてみました。
 でも、返事がありません。

 暫くして同じ様に聞きましたが、返事が無かったのです。

 僕はとても心配になって、大きな声になって、
 「お父さん!元気になって!僕、心配なのだから、返事をしてよ!」
 お父さんはまだ寝て居ます。
 何回も大きな声で聞きますが、返事がありませんでした。

 いつものように両手叩き攻撃をすると、身体に障るかも知れないので、僕は枕を叩き始めます。
 「お父さん!返事をして!大丈夫なの?!!」
 「ジャッキー、苦しいから寝さして呉れないか?」
 「駄目!ちゃんと返事をして!」
 お父さんは僕の方に顔を向けると、
 「ジャッキー、大丈夫だから、寝よう!」
 それでも心配な僕は十分置きに、お父さんに枕を叩きながら、元気になったかどうかを聞き続けました。

 次の日は、僕もお父さんも起きられませんでした。
 心配していた通りに、お父さんの病気は良くないと・・・僕は感じたのです。

 僕は懸命にお父さんの看護をしようと、研究と実践を始めたのです。
 僕の看護のお陰で、四日目には良くなりました。でも、毎晩徹夜で看護した僕の方が病気になりそうです。

 僕の看護活動の様子は僕の写真集でご覧下さい。左のリンクをクリックすると画面が切り替わって、写真集の画面になります。
 
代筆者:お父さん 


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