私の好きな寺社仏閣 

トップページに戻ります                              西国三十三箇所札所第二十七番書寫山圓教寺へ

2012年9月26日作成
西国三十三箇所札所
第十三番札所
石光山 石山寺


カトリック教徒ですが、個人的に由緒ある寺社仏閣に興味があります。
また四国は讃岐の国に住んでいますので、以前に四国八十八箇所を廻ったこともありました。
今回はこれまで行った寺社仏閣の中で大好きな建物をご案内致します。


この寺は紫式部が「源氏物語」を書き始めるにあたって、須磨の巻の情景のイメージを思い付いた事で有名ですね!
光源氏が須磨に流されて都の華やかな様を思い出して涙に暮れる場面が、この地で十五夜の月が琵琶湖に映る情景から思い浮かんだと云われています。

長女が休みで帰って来ていたので、大学へ戻る見送りがてら石山寺へ家族と一緒に行く事にしました。
本当は立命館大学の在学・卒業生の父兄対象の「教授に依る歴史学的考察による京都近辺歴史案内」に参加出来ればと考えていました。
しかし、家族揃って歴史に触れたくなって、今回の小旅行に出掛けたのでした。

石山寺はご存知のように「西国三十三箇所観音霊場の札所」です。
歴史的に札所としての存在と云うより、この寺は文学の薫り高い文芸・芸術の寺になります。
平安時代には先ほどの紫式部だけでなく、『蜻蛉日記』の藤原道綱母、『更級日記』の菅原孝標女、 『和泉式部日記』の和泉式部などが、この寺について書き綴っていました。
また松尾芭蕉はこの寺へ何回も住み込んで多くの句を詠んでいます。
近世では島崎藤村が境内の密蔵院に二ヶ月ほど滞在して作品を書いています。

他に源頼朝が東大門、多宝塔などを寄進したと伝えられています。

それでは写真にて石山寺をご案内致します。


東大門


東大門


法輪院


法輪院


拾翠園庭園


くぐり岩


本堂への石段


石段途中の社


蓮如堂


珪灰石(けいかいせき、wollastonite、ウラストナイト


硅灰石説明板


御影堂


羅紗門堂と観音堂(右手奥)


蓮如堂と本堂への石段


蓮如堂と本堂への石段


本堂出入り口


本堂から蓮如堂の屋根を望む


本堂の回廊からの景観


本堂の出入り口


紫式部が源氏物語を書き始めた部屋


三十八社


経蔵説明板


経蔵(高床式校倉造り)


紫式部供養塔


松尾芭蕉句碑


多宝塔説明板


多宝塔


芭蕉庵玄関上の表札


月見亭(左)と芭蕉庵(右)


月見亭


月見亭付近からの瀬田川と琵琶湖遠景



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